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⑸『コロナ文学について』第五回ー目標ー
⑸『コロナ文学について』第五回ー目標ー
㈠
今回も、コロナ文学についてだが、文学にも評論という分野がある為、やはり、コロナについて述べてみる。我々は、パースペクティブがないと、なかなか不安に勝てないものである。その場合、区切りを付ける訳だが、決定するのではなく、目標を立てると、とてもうまく運ぶこともある。
㈡
いつまでなんだ、と聞かれても、それは状況によって、変化する事象である。ならば、いついつまで、である、とするよりも、いついつまでに、こういう目標をもって、と言えば、その目標に従って、皆が頑張れるはずである。コロナの収束時期を教えてくれと言われても、現実の処、分からないのである。
㈢
コロナ文学は、そんな事態に対して、言葉で、目標という言葉を持ち出した。この目標が達成できなければ、次の目標を立てる、という風に運べば、自ずと団結するものだ。評論という、一種の文章形式の、この文学も、やはり、目標という題材を持った、コロナ文学になるだろう。