第46話 タランチュラ
ーアリムラたちがいる三段目正面側にて
三段目の蜘蛛はほとんど殺した。
「どうした? アリムラ」
「グレン隊長。多分こいつらはただの雑兵。ただの時間稼ぎに過ぎない。本命はこれから来る」
一段目から悲鳴が響く。
「何だ?」
僕たちは一段目を覗いた。そこには…100程のタランチュラの群れが軍隊蟻を次々に喰らっていた。タランチュラは普通の蜘蛛の倍以上の大きさで、他の蜘蛛とは狂暴さも違う。
「あいつらが本命か!」
(おいおい。さすがにこれはしゃれにならねー!)
タランチュラの群れは爆弾や銃撃を受けても、ほぼ無傷で軍隊蟻を次々に狩る。
「なあ。これはまずいんじゃねーか?」
「ああ。重火器が効かないなんて…」
ポールとソフィアは怯えている。
(ど…どうすれば?)
「お前らはここで動くな。絶対に動くなよ」
そう言い残すと、グレン隊長はタランチュラの群れがいる一段目に走っていった。
「アリムラ。どうする?」
「ポール。僕たちはここの蜘蛛を倒そう。巣の中に入られたらグレン隊長の勇気が無駄になる」
僕はポールがグレン隊長が追うのを止め、三段目にいる蜘蛛を倒すことにした。
ーそして一段目正面側にて
「うわあぁぁ」
「やめ…や……」
軍隊蟻はタランチュラに次々に喰われていく。そんな中、タランチュラに退けをとらず、次々にタランチュラを狩る部隊があった。
「レオニダス様…」
軍隊蟻の王レオニダスは巨大なタランチュラを見ても、一切怖がることはない。それどころか、余裕の笑みを浮かべている。
「お前ら。あいつらを一匹も逃すな」
レオニダスの部隊は全員トカゲの上に乗っていて、機動力はタランチュラよりレオニダスの直属の部隊の方が上だ。
「行くぞ。聖槍」
レオニダスは最も大きいタランチュラと戦っている。最も大きいタランチュラはレオニダスの槍を毒の足でさばき、口から毒糸を発射する。
「聖盾」
レオニダスは盾を構え、毒糸を防いだ。そしてレオニダスは槍を地に刺した。
「地鎖」
すると最も大きいタランチュラの足元が溶け、最も大きいタランチュラは身動きをとれなくなった。
その時レオニダスは高く飛び、最も大きいタランチュラに斬りかかる。だが近くにいた複数のタランチュラは毒糸を吐いた。レオニダスは無数の毒糸に囲まれた。が…
「盾密集陣形」
レオニダスはたくさんの盾に囲まれる。それにより毒糸を防いだ。
「死ねーーー」
レオニダスは最も大きいタランチュラを刺し殺した。
「我に、討ち取れぬ敵などいないわ」
レオニダスは最も大きいタランチュラの上に立った。




