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インセクト・ウォー  作者: 総督琉
軍隊蟻編
45/136

第45話 どれほどの危機が迫ろうとも

僕は遠くから蜘蛛に向かって銃弾を放つ。今の僕は人間だから蜘蛛を素手では殺せない。蟻にとって、蜘蛛はただの化け物だ。


「もうじき重火器部隊が来る。それまでこの三段目を死守しろ」


三段目には僕たち第一○一大隊以外に、第三○一大隊の総勢210匹と第三○三大隊の総勢210匹がこの三段目を死守している。


どの部隊も蜘蛛とは接戦のようだ。


「グレン隊長。二段目から蜘蛛が登ってきます」


(おいおい。二段目は何をしているんだ!)


ーその頃、二段目にて


「アースデイ隊長…。うわああぁぁ」


「ローシャ!」


蜘蛛に軍隊蟻が次々に喰われていく。


「はあぁぁ。あとは俺だけか…。ローシャ、ゴメンな。だけど…俺もすぐいくから」


アースデイ隊長はローシャとの思い出を思い出しながら、蜘蛛に喰われようとしていた。その時…


爆発音が鳴る。


アースデイを喰おうとしていた蜘蛛は、爆弾を投げらつけられ粉々になった。


「おいアースデイ。まさか諦めようとしてたんじゃないか?」


アースデイを助けたのは…


「お…王!?」


軍隊蟻の王が動き出した。直属の部隊を率いて。


「まさかこの蜘蛛は…カニグモ!」


軍隊蟻の王レオニダスは不審に思った。


「どうしたんですか?」


「普通カニグモは海辺に生息する。そして海辺からここまでは竹林を通らなければならない。だが竹林は蚊が支配してる。カニグモがそんな危険をおかしてまでここに来るか?」


「確かに。おかしいですね」


「もしかしたら。もっと凶悪な敵が、裏にいるかもしれないな」


ーその頃、一段目にて


「まさか……なんでここに!?」


第二○一大隊隊長のクルーズは巨大な蜘蛛に喰われた。


第二○一大隊は全滅。


「さあ。蟻を絶滅させてやれ」

・死亡者

ローシャ

…死亡理由、カニグモに呑み込まれる。


クルーズ(第二○一大隊隊長)

…死亡理由、タランチュラに喰われる。

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