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茶番は続くよ、いつまでも

成功総理から失敗総理へ

作者: 明日香狂香

 優秀な大臣や官僚にささえられて、総理が遊んでいても国は動いていた。人気取りに明け暮れ、忙しそうにする。官僚たちも下手に口だしされないほうがあいがたい。

「よっしゃ、よっしゃ。」

 で動いていられれば、これほどいいことはない。そして、いまや忖度官僚が出世し、在庫一掃内閣といわれるほどの無能っぷりを毎日さらす事態となった。専門の会議に出ても、理解できないから、暇だとぼやく。


 災害大国日本。今の中学3年生は、小学校入学直前に東日本大震災にみまわれた。なんと不運な年代だろう。かれら自信は、逆にこれらの災害をバネにして成長している。しかし、多くの大人たちは

「間が悪かった。」

 だけで、過ごしてしまった。


 店からマスクが消えた。ぼちぼち回復傾向にはある。学校が休校でマスクの心配をしなくてすむのは親たちにとって唯一の朗報だろう。が、ここにきてトイレットペーパーが消えた。オイルショックの時と一緒だ。どうやら、日本人はこういうパニックに陥りやすいのだろう。

 これを見ると、ウォシュレットが普及しているとはいえ、使用率は低いのだろう。忙しい人にとっては、ゆっくり乾かすよりふき取ったほうが速い。


 自動化されている工場。観光客がいないから、道路も空いて物流も滞らない。中国産農産物の多くは外食産業で使われる。しかし、人々は外食にいかない。暖冬で野菜類はいつも以上に溢れている。こう考えると、当面ものが無くなって困るということは考えにくいのだが。


 限定品に弱い日本人。

「あなただけに。」「残りわずか。」

 そういわれて騙され続けてきても、忖度文化の日本は、忖度される側へのあこがれが根強くあるのだろう。

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