SN-000 プロローグ
20××年の刻ーーー
減少すると言われていた人口は増加の一途をたどり、日本の人口は2億人を突破しようとしていた。
GDPは、経済成長が後退している中国などの後進国をよそに、再び世界第2位になっていた。
そう、数十年前にはだれも想像がつかなかった、明るく活気づいた日本がそこにはあったのである。
そんな中、毎年恒例の「魅力のある都道府県ランキング」が発表された。
上位には、神奈川県や北海道といった都道府県がランクインする中、ここまで8年連続最下位の都道府県があった。
それが、群馬県である。
世界遺産を擁するようになり、最下位を脱出したと思われたが、それも束の間.....再びこのようになってしまったのである。
そして.........
群馬県は......今年も最下位だった。
通常であれば、これで終わりのはずなのだが、そうではないのが今年だった。
なんと、群馬県が突然独立宣言をしたのだった。国名を「群馬人民共和国」と定め、独立したのである。その模様は全国放送で中継され、各地の新聞の一面も飾った。
もちろんこの独立については、日本政府はこれを認めていない。いわば、非承認国家なのである。
これは、独立した群馬県が、日本中を巻き込んで復讐する、地域の地位と威信をかけた物語であるーーー
この小説を読んでいただき、ありがとうございます。作者は国語力に乏しく、表現方法は現在模索中といった具合でございます。今回が小説を書くのが初めてで、しかも題材が都道府県ということで、地元の方々が不愉快を抱くかもしれません。ですが、ファンタジーの世界だと思って、読んでいただければ幸いです。




