いつの間に君がいた
思いっきり小説っぽくありません。
主人公の胸の思いです。
あたし恋愛してるんだろうか・・・
高校1年の春
ふと、
そう思った
小春日和。
私は
春山さえ
彼氏は他校だけど
居た。
中学ん時はすごい好きだった。
でも、
高校に入って
なんか
違った。
高校で
新しく知り合って、
一緒に行動し始めた6人。
そのうち
4人は
仲がよかった。
すぐに仲良くなったのに
ビックリしたけれど。
もちろん男子も居るよ?
2人☆
でも、好きになるような人ぢゃないし。
ありえないね。
別に
好きになった奴は
新しい学校に居ない。
どうしたんだろ・・・
あたし。
久々に
彼氏のカズとデート
なんだけど・・・
「沙耶ー!!会いたかったよ」
「あ、あたしも?」
「なんで“?”なの?」
「わかんない」
「なんか変だね」
「そんなコト無いよ」
「今日は部活早く終わらせて
会いに来たのにー」
「ん、ごめん;」
「ねー、今日楽しみにしててくれたの?」
・・・楽しみに?
・・・正直・・・楽しみにしてない。
今だって・・
楽しくない。
でも・・・
「超楽しみにしてた!」
「本当?さえ、大好き!!」
大好き?
うざったいなー
あれ?
あたし、うざがってる。
なんで?
「ねぇ、ちゅうしよーよー」
「え、やだ」
「え。。なんで?」
「あ、いや。口荒れてるし?」
「いーじゃーん」
いやだなー
「ん、今日は無理」
「無理って言われても
俺が無理!!」
「あっそ」
「さえ、冷たい」
「うーん」
「いいもん。無理やりちゅうするし。」
「ん。。」
しょうがないぢゃん。
なんかキライだもん。
好き?
きっと好きなんかぢゃない?
でも。。。
好きなのかな?
あの時、
あたしは好きって無理やり思いきかせてたのかも。
それから
その仲良しの男子の一人と
メールで
「お前。彼氏居んだ?
俺、フリーかと思ったのにー
ショック!!」
こいつは
あたしが好きなのかよ。
一瞬
本当一瞬
そんな風に思ったけど・・・
そんなのはすぐに
「ありえないだろ」
で終わった。
そいつはヒロ
一緒に居て
すっげー楽しかったけど、
友達ってカンジで
好きの対象外。
そん時の
あたしは
ヒロに惹かれてるなんて
思いもしなかったんだ。
「明日、会いたいよ」
「明日、空いてない」
「学校行くの?」
「うん」
「そのあとは?」
「友達と遊ぶの。カラオケ」
「俺と遊んでよ」
「ごめん。無理」
「俺と遊んでくれないの?」
「だって、友達も大切だよ」
「男?」
「居るけど」
「なんでそうやって、俺ぢゃない奴とは遊ぶの?」
「友達だから。彼氏のカズとは別じゃん」
「俺の方が特別ぢゃないの?」
「うん」
「ひっでー。笑」
本気なんだけど。笑
あーうざってぇな。
別れようかな・・
そしたら、
友達と遊び放題だ!!
メールのやりとりもうざったい。
今は、友達の方が大切なんだ。
「まさか、好きな人出来たの?」
「な訳ないぢゃん」
「学校に好きな人作らないって約束だよね?」
「したした」
あーもー!!!!!
「ちょっとさー、
バイト探しとかで忙しいからさー
メールも出来るかわかんないし、
遊べるかもわかんないの!!
こっちの学校も忙しいんだよ。
会いたいばっかの感情で人の予定狂わせないで。」
「ごめん・・・
俺・・・」
はい、そのあとは読まずに
うざいから、メール削除。
普通の人が聞いたら
ひどいって思うだろーなー。。。
あたし、
カズ好きなのかなー
中学の時は
すごい好きなのにな・・
そんなときに来る
ヒロのメールは
あたしを楽しくさせた。
好きぢゃない。
ただの友達。
今は
あたし、友達と居たほうが
楽しいから。
別れの日も
ヒロはそばに居た。
なんか
くじけちゃったあたしのそばに。
「落ち込むなよ」
「元気だせよ」
「いいのか?」
「元気でるまで
いっぱいメール送りまくってやるよ」
よく考えて
気が付いたら
いつもあたしのそばには
あたしが笑ってる瞬間には
友達とヒロが居た。
君と一緒にいることが
こんなに幸せだなんて
思わなかった
きっと
最高の友達になるんだろうな。
「好きな人居るよ」
突然ヒロが言った。
なぜか。
すごく傷ついた。
ヒロが違う人を見たら
あたしにとって
最高の友達で居てくれない
そんな風に思ってた。
あたしは
自分の気持ちに気づいていなかった。
でも、
ただメールして
好きな人の話をするヒロ・・・
あたしには
すごく辛くしか聞こえない。
なんでだろう。
いつも考えてるのが
ヒロだった。
恋愛してる?
してないよね。
「俺、さえが好きなんだけど」
あるときこう聞いた。
え?
なぜか
胸がいっぱいになった。
気づくのが
遅かった。
あたしは
もう
ヒロが
好きでたまらなかったんだ。
なのに
最高の友達って思い込んでたんだ。
誰に聞いても
わからなぃ。
人の気持ちなんて
でも君は
真剣な目をUて
言ってくれたね。
「好きだょ」って
そう
あたしは
恋愛していた。
恋愛は
いつの間にかしてるものなんだ。
ほら
今日も
隣には
ヒロが居る。
恋愛は
気づかない間に
あたしは
もしかしたら
ヒロに恋したのは
気づくずっとずっと前だったのかもしれない。