表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

杜(もり)の詩(うた)

【詩】混沌の海であなたを待っている。

作者: イトウ モリ

あなたなら私を闇の中から救いだしてくれると信じてる。




万物が混沌と混ざり合う、原始の海の深淵で。


(くら)い、陽の当たらない海の奥底で。 


無数の世界が眠り、時に目覚める場所で。


誕生と滅びが繰り返される(みぎり)で。


私はあなたをずっと待っている。




あなたが来なければ、私もいつかここで終わりを迎えるだろう。


誰の目にも止まることなく、自分の生まれた意味も分からないまま――。



あなたの手で、私をここから連れ出して。


私にどうか息吹(いぶき)を与えて。


混沌に飲み込まれ、消えてしまう前に――。




私はあなたの光になって、あなたの望む世界を照らしてあげられる。


私はあなたの影になって、あなたの存在に輪郭を与えて地に刻みつけてあげられる。


あなたの生きた証跡(あかし)を私にどうか刻みつけて。



あなたの手で、私をすくいとって。




私はあなたを待っている。


膨大な思念の眠る、この混沌の海の奥底で。


グーグルドキュメントに保存した文書を2年以内にサルベージしないとな、と思ったらこの詩が浮かびました。


詩、初挑戦です。


ドキュメントに限らず、自分の頭の中に例えれば創作活動そのものなのかなと思いました。


生みの苦しみでもどかしい思いをすることもあると思いますが、作品もきっとあなたが表現してくれるのを待っているはずです。


ビギナーの自分が言うのも生意気ですが、地道に形にしていきたいなという新年の抱負も込めて、投稿してみました。

本年も頑張ろうと思いますのでよろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ