3 フレアとの和解
ちょっと長めかな?
(バタバタバタバタ)
「すごい足音ね。」
バタンっ!
「レティ!!!!!!
大丈夫かい?怪我をしてから目を覚まさなかったから
心配したんだよ?
レティはお転婆なんだから気をつけなきゃダメだ。」
「レティちゃん大丈夫?
旦那様も私も本当に心配したのよ?
これからは気をつけなさいね。
それにしても小石で怪我なんて.......」
お父様、お母様の順番で私に話しかけてきた。
「お父様、お母様心配だからと言って大きな音を出して走るのはおやめください。」
「「!?」」
「レティ大丈夫かい?頭を打って少し変になったんじゃな いのかい?」
「レティちゃん本当に大丈夫かしら。
いつもと様子が違うわよ?
いつもは「あの使用人の所為で怪我をしたわ!解雇して 欲しいですわ!!」くらい言うのに.......」
「直ぐに医者を呼べ!!!」
(このお2人は娘を馬鹿にしすぎじゃ無い?)
「お父様、お母様2人揃って私が変だとか言わないでくださいませ!!!」
「「だって.......」」
「旦那様、奥様お医者様を連れてまいりました。」
(フレア、呼ばなくて良いって言ってるのに.......)
「レティシアお嬢様今日はどうなさったのですか?」
「大したことないのよ?ただ少しこぶが出来ただけよ。
お父様もお母様もフレアも大袈裟なのよ。
私は大丈夫だと言っているのに.......はぁ。」
「いえ、今日のお嬢様はまるで別人です!!」
「フレア別人なんてあるわけないじゃない。
私は私よ。」
「念の為レティを見てくれないか?」
「えぇ、構いませんが.......」
(.............)
「お嬢様は小さなこぶができているだけで他に異常は特にありませんね。」
「だから言ったじゃないの。
見てくれてありがとう。迷惑かけてしまったわね。」
「いえ、滅相もございません。それでは。」
パタン
「お父様、お母様、それにフレア3人が驚いているのは私の中身の事でしょう?それは怪我には関係ないわ(あるけどね.......)。今までの行いを私は改めて、これから自分を変えようと頑張っているのよ。」
「お嬢様が成長して...る....?」
「レティが今までの事を改め、改善しようとしているだと…??」
「レティちゃんならやれるわ!!」
「驚いているとこ悪いですがお父様、お母様そろそろお部屋を出てもらってよろしいですか?」
「「あぁ(えぇ)、分かった(わ)」」
(やっと静かになったわね)
「フレア少し話しをしない?」
(ビクッ)
「分かりましたお嬢様。」
「お嬢様変だと言って無礼を働いて申し訳ございません!!!!!」
「フレア今までごめんなさい!!」
2人の声が重なった。
「「え?」」
「フレア私はもうそんなことで怒ったりはしないわ。
フレア本当にごめんなさい。
今までの私の行動を許して欲しいとは言わないわ。
でも、それでも謝りたいの。
今まで辛い思いをさせてしまったことごめんなさい。」
「いえ、お嬢様謝ることではございません!!
お顔をあげてください!!
お嬢様が怒ることは当たり前です!
お嬢様の言うことを行えなかった私の責任です!!」
「いえ、貴方の責任じゃないわ。」
「お嬢様の責任でもございません!」
「いえ、私の責任よ!!」
「違います!!」
「違わないわ!!」
「「.......。ふふっ」」
その時の私達の笑い声は次第に大きな声となり屋敷へと響いた。
私の今までの行いは許されることでは無い。これから私は皆に認めてもらうたに精一杯頑張ろうと考えたいた。
レティシアちゃんこれからよ!頑張って!!