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5 納まるところ

 イチから東宮殿に会いに来いという内容の文が届くようになった。

 先日の件があるので東宮殿にはあまり行きたくないが、無視してまたイチに押しかけられても困る。

 何通か受け取ってから、糸はどうすべきかと千尋に相談した。

「そんなの放っとけばいいよ」

「陛下に頼まれたのに、そうもいかないでしょ」

 千尋にだけは、陛下と何を話したのかをすべて伝えていた。千尋の感想は「どっちが恥知らずなんだよ」というものだった。

「だったら、わたしが書庫に行く時に一緒に来たら。部屋まで迎えに行くから」

 千尋は心底嫌そうに言った。


 そんなわけで数日後、糸は千尋とともに東宮殿を訪れた。

 千尋は東宮殿の前に立っていた顔見知りの衛士に「参りました」というイチへの伝言だけ頼むと踵を返した。

「執務室に行かないの?」

「あの秘書官がいるところに来いとまでは殿下だって言わないだろう。わたしが本を選び終わるまでに殿下が姿を見せなければ帰ろう」

 千尋はそう言って書庫に向かった。だが、本をゆっくり選ぶつもりはないらしく、あっという間に数冊を抱えると、糸に声をかけた。

「決まったよ」

 だが書庫を出ると東宮殿のほうからイチが走ってくるのが見えて、千尋は溜息を吐いた。イチもふたりの前に来ると千尋を睨みつけた。

「何で千尋もいるんだよ。わたしが呼んだのは糸だけだ」

「わたしは書庫に来ただけです」

「なら、そなたはもう帰れ」

「糸を部屋まで送らなければならないので、帰れと仰るなら糸も連れて帰りますが」

 千尋が涼しい顔で言うと、イチはますます眉間の皺を深めた。

「あ、わたしお祖母さまのお家に行くから、もう帰るね。ひとりで大丈夫だから千尋はゆっくりしていきなよ」

 糸が言うと、千尋とイチが同時に糸を見た。

「一緒に行くよ」

「もう帰るのかよ」

「顔見せたんだからいいでしょ。わたしだって忙しいの。千尋、行くなら行こう」

「わたしも行くぞ」

「殿下は行けるわけがないでしょう。殿下が勝手なことをして嫌な目にあうのが誰なのか、わかってますか?」

 千尋に冷たく見据えられて、イチはしょげた様子になった。

「この前のことは謝る。もう二度とこの東宮殿であのようなことは誰にも言わせない。だから、糸、また来いよ」

「うん。またね、イチ」

 糸が答えると、イチはホッとした顔になった。


「わたしに遠慮しないで、もっとイチと一緒にいてあげれば良かったのに」

 西へと歩きながら糸が言うと、千尋は顔を顰めた。

「どうしてそうなるの。そんな遠慮なんかするわけないだろ」

「だって、千尋はひとりでも東宮殿に来てるんでしょ」

「わたしは本を借りに来てただけで、殿下には会ってないよ」

「そんな風でいいの? 千尋は官吏になったらイチの秘書官になるんでしょう」

「ならないよ」

「そうなの? ニノのほうが歳が近いのにイチと一緒にいるのは、将来イチの側近になるためだと思ってた」

「わたしがいつ殿下と一緒にいたんだよ。殿下のほうが糸に寄ってくるんだろ。ニノが皇太子殿下なら考えても良かったけど、今のところ正殿で陛下にお仕えする選択肢しかないよ」

「イチが聞いたらがっかりするよ」

「しないよ」

「そうかなあ。なんだかんだ言っても、千尋とイチはお互いをよくわかってるのに」

 糸が首を傾げると、千尋は嘆息した。


 それからも時々糸は千尋とともに東宮殿を訪れた。ふたりで中庭などに足を運ぶこともあったが、幸い秘書官に会うことはなかった。

 千尋とイチのやり取りは相変わらずだった。

「そなたはもう来るな。入門許可証を返せ」

「許可証は陛下にいただいたものです」

 糸はしばらくはふたりの様子を眺め、そのうち飽きると声をあげた。

「わたし、そろそろ行くね」

 糸が歩き出すと千尋が追ってきた。イチは不満そうにその場で見送った。

「糸、次はひとりで来いよ」

 だがもちろん、千尋がそれを許さなかった。


 年末年始は父と母がお役目で部屋に帰れないので、糸は西の祖母のもとで過ごした。

 皇宮の寮に帰る前には屋敷に寄って千尋の家族と新年の挨拶を交わしたが、やはり千尋の父も不在だった。

 年が明けて最初に顔を合わせた時、父は感慨深そうに糸を見つめた。

「糸ももう14か」

 14歳は母が父と出会った歳だっだ。

「だけど、糸のほうがあの頃の琴子よりも背が高いような」

 首を傾げた父に、母が嬉しそうな顔で答えた。

「糸はあなたの娘ですから、きっともうすぐ私よりも大きくなってしまいますわ」

「そうですね」

「父上、がっかりしてる?」

「してないよ。どれだけ大きくなろうが、糸は父上の可愛い糸だよ」

 父は糸を抱き寄せ、頭を撫でた。


 数日後、糸がひとり部屋にいると戸が静かに叩かれた。千尋が来てもおかしくない時間だが、千尋ならいつも声をかけてくるので糸は誰何した。

「わたしだ」

 答えた声はイチで、糸は驚いて戸を開けた。

「またひとりで来ちゃったの?」

 イチは思い詰めたような表情で立っていた。

「姉上の学友が決まった」

「そう」

「糸の名前はなかった」

「当たり前じゃない」

「何でだよ。父上は糸なら許してくださる」

「陛下がどうでも、貴族が受け入れるわけないでしょう。多分、女が衛士になるよりも、士族が妃殿下になることのほうが難しいと思うよ」

 貴族は己の権益を守るものだ。貴族は衛士になれるが、士族は官吏になれないのがいい例だ。

 イチはむっつりと黙り込んで何か考える様子だったが、やがて糸を見てボソリと言った。

「木刀はあるか?」

「もちろんあるけど」

「貸せ。そなたの分も持ってこい」

「いいけど、久しぶりに立ち合いでもするの?」

 昼間の寮にはほとんど人はいないはずなので、少しくらいならイチがいても気づかれないだろう。糸は木刀を2本持って外に出ると、1本をイチに渡した。

 木刀を構えてイチと向き合うのは、イチが皇太子殿下になってからは初めてだった。何カ月ぶりだろう。糸がそう考えていると、イチが言った。

「糸、わたしが勝ったら、わたしの妻になれ」

「だから、それは無理だってば」

「わたしが士族にでも衛士にでもなってやる。それならいいだろ」

 イチの言葉に糸は目を瞠った。

「いいわけないでしょ。何考えてるの」

「行くぞ」

 イチが前に出て打ち込んできたので、糸は咄嗟に受け止めた。イチは一度離れると再び向かってきて、たて続けに打ってきた。

 糸はそれらをすべて防いだが、イチの打ち込みが以前よりも重く感じられた。糸が母からの講義や課題に取り組んでいた間、イチとて何もしていなかったわけではないのだと糸は気づいた。それに、イチは糸よりふたつも歳上の男なのだ。糸より背が頭半分以上も高いし、力もあった。

 だが、糸も負けるわけにはいかなかった。糸は退がって体制を立て直すと、一気に距離を詰めて木刀を横薙ぎにした。イチがそれを払った。

 さらに糸が打って出ようとしたところで、横から不機嫌な声が聞こえてきた。

「何やってるの」

 千尋はズンズン近寄ってくると、動きを止めた糸とイチの間を遮るように立った。

「邪魔するな。わたしが勝ったら衛士になって糸を妻にするのだ」

「それは無理です」

「無理ではない。父上にお頼みすれば、きっと許してくださる」

「確かに、ニノが皇太子殿下になったほうがこの国のためかもしれません。でも、駄目です」

「黙れ。退け」

 イチは千尋をきつく睨みつけた。千尋は大きな溜息を吐くと、糸のほうに手を出した。

「貸して」

「やめておいたほうがいいよ」

「このままだと殿下が納得しないだろう」

 糸は渋々木刀を千尋に渡した。イチが眉を寄せた。

「まさか、千尋がわたしの相手をするつもりか?」

「そうですが」

「わたしが勝ったら、糸はわたしのものだからな」

「わたしが勝ったら、二度と糸に近づかないでください」

 糸がふたりから離れると、千尋とイチが木刀を構えて向かい合った。千尋の姿を見つめながら、イチがわずかに表情を変えた。

「そなた、剣術を学んだのか?」

「一応」

「貴族の嗜み程度でわたしに勝てるもんか」

 イチが木刀を振りかぶりながら前に出て、思いきり打ち込んだ。千尋はそれを受け止めて押し返し、その勢いのまま木刀を振るった。イチがどうにかそれを防ぐと、千尋はさらに打っていく。

 少しずつイチの顔に驚きが浮かんできた。

「何で千尋がこんなにできるんだよ。貴族の嗜みじゃないのかよ」

 千尋から距離を取ると、木刀を構えたままイチが言った

「殿下が勝手にそう思ってたんでしょう」

「そなたはいつも本を読んでばかりいるではないか」

「東宮殿ではそうだけど、寮では朝晩木刀振ってたよ。今も続けてるんだよね?」

 糸が言うと、千尋は頷き、イチは目を剥いた。

「はあ? 聞いてないぞ」

「別に殿下に言う必要はありません。もう終わりにしますか?」

「やる」

 イチはグッと千尋を見据え、打ち掛かっていった。千尋が受け止め、しばし押し合う。

 離れてから、再びイチが口を開いた。

「そなたの構え、誰かに似てぬか?」

 糸が横から答えた。

「うちの父上でしょ。千尋の師匠だもん」

「何で朔夜が千尋に剣術を教えるんだよ」

「わたしが頼んだからですが」

「本当、ずるいよね。わたしは教えてもらえなかったのに」

 糸は唇を尖らせた。

 ある朝、千尋は鍛錬中の糸の父のもとに剣術を教えてほしいと頭を下げに来た。父は驚いたが、千尋が両親の許可を得ていることを知ると承諾した。なのに、自分も教えてほしいと糸が頼んでも父は頷いてくれなかった。

「だったら、なぜ朔夜のことを師匠とか先生と呼ばぬのだ」

「それは断られたので」

「士族は身内に剣術を習うから、普通そんな呼び方しないもん。ねえ、もうやめなよ。イチが怪我したら大変だよ」

「くそっ」

 イチが再び前に出たが、千尋に押し戻された。木刀がぶつかり合うたびに、千尋の優位が明らかになっていった。

 最後の力を振り絞るようにイチが振り下ろした木刀は、千尋のそれに弾かれて空に舞い地に落ちた。千尋の木刀はイチの首の真横でピタリと止まった。

「わたしの勝ちでいいですよね」

 千尋の言葉にイチは顔を歪めた。

「糸はわたしのだから、もう近づかないでください」

 それから千尋は糸を向いた。

「糸もいいよね」

「良くない」

 糸はきっぱり言うと、驚いている千尋の前まで近づいて、ジッと千尋を見つめた。

「千尋はわたしが好きなの?」

 千尋はコクリと頷いた。糸は眉を顰めてもう一度尋ねた。

「好きなの?」

「……好きだよ」

 今度は千尋も言葉にして答えた。

「わたしと結婚したいの?」

「……したい」

「わたしが士族の娘でもいいの?」

「糸はわたしが貴族だから嫌なの?」

 拗ねたような顔をする千尋に、糸は仕方なく微笑んだ。

「千尋なら、何でもいいよ。結婚してあげる」

 千尋の顔に安堵の色が浮かんだ。

「おい、わたしを無視して勝手に進めるな」

 イチがふたりの間に割り込んできた。

「殿下はわたしに負けたでしょう。糸、今日もお祖母さまのお家に行くんだろ。そろそろ片付けて行こう」

 千尋が地面に落ちたままだった木刀を拾ってきて言った。糸はそれを受け取って部屋の中に戻しながら答えた。

「うん。でもその前に東宮殿に寄らないと」

「仕様がないな」

「イチ、送ってあげるから行こう」

 再び糸がイチのそばに行くと、イチが糸の手を掴んで歩き出した。

「ちょっと、イチ、放してよ」

「殿下、何してるんですか」

 千尋がふたりを引き離そうと手を伸ばすと、イチはその手も掴んだ。

「来い」

「だから、東宮殿までついて行くってば」

「違う。正殿だ」

 イチの言葉に、糸と千尋は顔を見合わせた。


 正殿北門の衛士は士族の娘と貴族の息子を引きずるようにしてやって来たのが皇太子殿下だと気づくと、呆気にとられた顔をしながらも黙って通した。正殿前にいた衛士も気圧された様子で皇陛下が執務室にいるとすぐに教えてくれた。

 都合良くと言うべきか、執務室には3人の父たちが揃っていた。戸を開けてくれた糸の父は目を瞬き、書類を抱えた千尋の父は顔を顰め、文机から顔を上げたイチの父は目を眇めた。

「東宮殿にいるはずのそなたがここで何をしているのだ」

 普段より低い皇陛下の声にイチの力が緩んだ隙に、糸と千尋はイチから離れるとそれぞれ礼をとった。イチも急いで礼をとってから口を開いた。

「父上、いえ、陛下、わたしは衛士になります」

「そなたはいったい何を考えておるのだ?」

「そうしなければ、糸が千尋と結婚してしまうのです」

 後ろから「はあ」という糸の父の声がしたが、そちらを千尋の父が睨んだのですぐに止んだ。糸は小さく嘆息した。

「本気で皇太子の位を下りると申すのか?」

「わたしは本気です」

「良いだろう。それならば、今すぐに東宮殿を二の皇子に明け渡して出て行くがよい。ただし、二度と皇子として皇宮には入れぬぞ」

「わかっております」

「ついでに言っておくが、そなたは衛士になったところでおそらく糸とは結婚できぬぞ。それでも構わぬのだな?」

「なぜですか?」

「そなた自身が言ったではないか。糸がすでに千尋を選んでいるからだ」

「これから糸の気持ちをわたしに向けさせます」

「そなたには無理だ」

「イチ」

 糸は幼馴染の顔をまっすぐに見上げた。イチが見つめ返すと、糸はゆっくり口を開いた。

「たとえさっきの勝負でイチが勝っていたとしても、わたしはイチとは結婚しないよ」

「何でだよ」

「わたしがイチと結婚できないのは、わたしが士族でイチが皇太子殿下だからじゃない。わたしがずっと一緒にいたいのが千尋だからだよ。もしも千尋が皇太子殿下なら、わたしはどんな手を使っても妃殿下になるよ。でも、イチじゃ駄目なの。ごめんね」

 イチが泣きそうな顔になったので、糸は目を逸らした。

「糸、千尋、あの時の約束をそろそろ正式なものとするか?」

 陛下の問いにふたりが揃って「はい」と答えると、慌てて声を上げたのは糸の父だった。

「約束って何ですか?」

 糸が振り返ると、父はすっかり近衛らしからぬ情けない顔になっていた。

「わたしの前でふたりは結婚の約束をしたのだ。あれは何年前だ?」

「小学校に上がる前でしたから5年前になりますか」

 千尋の父が冷静に答えた。

「そんなこと聞いておりませんが」

 糸の父が言うと、陛下が返した。

「そなたが聞いたら騒ぐに決まっておるからな。だが、そろそろ良いだろう」

「良くありません。糸はまだ14です」

「そなたが見初めた時の琴子と同じ歳ではないか。それにまだ婚約だけだ」

 千尋の父が糸の父のそばまで歩いていき、ジロリとその顔を見上げた。

「朔夜、わたしの息子では糸の婿に不足か?」

「そういうわけでは……」

「千尋はおまえに代わって糸を守れるようにと、わざわざおまえから剣術を習ったのだぞ」

「それに、真雪はそなたのためにすぐそこに屋敷を建ててくれたではないか」

 陛下が言うと、千尋の父は嫌そうな顔をした。

「それは別に朔夜のためではありません」

「違うのか? 朔夜に甘いそなたのことだから、てっきりそうだと思っておったわ」

 陛下はニヤリと笑っていたが、ふいと表情を改めて息子に向き直った。

「で、そなたはどうするのだ?」

 黙って俯いていたイチは、声を絞り出すように答えた。

「東宮殿に戻ります」

「そうか。だが、この先もそなたの態度しだいでいつでも二の皇子と入れ替えるゆえ、そのつもりでいるのだな」

「……はい」

 そこへ、戸の外から皇后陛下の来訪を告げる声がした。

 執務室に入ってきた皇后陛下は室内の様子を一目見て驚きを顔に浮かべた。皇后陛下に従ってきた糸の母も、娘たちがいるうえに、夫が近衛の顔をしていないので首を傾げていた。

「ああ、茶の時間を過ぎてしまっていたか。待たせてすまなかったな」

 陛下が言うと、皇后陛下は首をゆるゆると振った。

「いえ、それよりもいったいどうなされたのでございますか?」

「千尋と糸が婚約することになったのだ」

 陛下が告げると、皇后陛下は笑顔になった。

「まあ、それはおめでとう」

「ありがとうございます」

 糸の母は、糸と千尋の前に来るとふたりの顔を見つめた。

「ふたりできちんと決めたのね。千尋、これからも糸をよろしく」

「はい」

「琴子、反対しないのですか?」

 糸の父が言うのに、母は穏やかに微笑んで言った。

「相手が千尋なら何の問題もないではありませんか」

「糸はまだ14ですよ」

「今すぐ結婚するわけではないのでしょう」

「そうですが……」

「糸は私の娘です。自分で千尋を選んだのですから、たとえあなたに反対されても結婚するに決まっています。だったら快く許してやって、いつでも会える関係でいたほうが良いではありませんか」

 父はがっくりと肩を落として、折れた。

「千尋、糸を頼む」

 そう言った父は心配で心配で堪らないという顔をしていた。

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