第二話 復讐
俺は神狩りのアートシス村を神官に焼かれ居場所を失い復讐に生きる
事件は30年前に起きた俺たちは村に害をなす神官を狩っていた
これが神狩りと言われる由縁である
俺たちは贅沢もせず穏やかに暮らす平和の一族で、神官の弾圧を受け毎年奉納しなければならない
奉納すれば村人は食料不足に悩み死んでしまう
俺たちは決心し神官を殺した
それを知ったのか一人の青年神官が村にやってくる
そして大声で「お前らを神官殺害容疑で処罰する」
村はあっという間にめちゃくちゃにものすごい竜巻が村を襲う
俺たち神狩りはその少年を襲うが歯が立たなかった
矢で射抜こうが剣で切ろうがすべての攻撃は通用しなかった
俺たち神狩りは負けた
俺は遠出していて狩をしていたので命拾いをしたが村に帰ってきたときには事遅し、死体の山と仲間の遺体が横たわる
村は家が吹き飛びのどかの村の姿は跡形もなくなった
心の中に復讐の炎がメラメラと燃え上がり、俺は神官の仕業だと悟った。
そして探すこと二十五年別の村でも同じようなことがアートシスは信じられぬ光景を目にする。すべての攻撃を跳ね返し風を操り人を殺す
そんな少年の姿をアートシスは懸命に逃げた
勝てないと悟ったのだ。蛇に睨まれた蛙のように何もできなかった
神狩りの名前が聞いてあきれる何せ神官の中でこんなに強い力を持ったやつはいないからだ経験上
その被害にあった村から彼の名前を知った風使いのルックと
アートシスはルックに対抗するための手段を考えていたがさっぱり思いつかなかった。神狩りとして神官を殺すしかし風使いのルックは殺せない
奉納すれば襲っては来ないが風使いの場合は罪が重いときに出てくる
考えてもわからないので別の神官を狩り神器と言うやつを盗み対抗する術を思いつく
アートシスが持つ神狩りの剣はオーディンが残した鉄という物質でできた剣なのだ。木を切りエルフ族の居場所をさらすことから追放されユグドラシルで首を吊って死んだとされている
アートシスはエルフの森によくいき狩りをしていた。ユグドラシルまでいけるのは俺だけで村のほかの人は誰も近寄らなかったそれが幸いして今を生きているのだが、そのときに見つけた剣があまりにもよく切れることから斬鉄剣と自分で命名した。
帰る途中のエルフが俺の剣を見てそう噂していたのを耳に入れた
アートシスは試し切りをし、自分の剣が折れる
よく切れると関心
それを思い出しもしかしたら風使いルックもこれで切れるのではないのかと妄想するが、やめとこうと心の片隅において置く事にする
なぜなら俺は怖かったからだ
やはり対抗策が浮かばないので次の村へ出かけるのであった
★
神になったオーディンはハーフエルフの体に馴染みエルフの里を統率している。雷神サンダースがポセイドンを裏切ってこの地帯は戦争が頻繁に起きるのであった。それを統治するためエルフを従え、森の地盤を利用し敵を迎え撃つが、人間の数を減らすだけで思うように成果が出なかった。
ヴァルキリー三姉妹の長女メトスが提案する雷神サンダースの首をポセイドンに渡せば解決するのでは、オーディンはそう簡単にいくわけがないといおうとしたがルーン文字の記録に秘密兵器があることを思い出す
その武器をメトスに命じ作らせることにした
それはどこへでも追尾する槍グーングニルである
オーディンの神の力があればサンダースまで届き怒りの稲妻を受けずに直接ダメージを与えられる
グーングニルの開発は一週間ぐらいかかった
オーディン自ら魔力をこめてルーンを刻み作るのだから
戦争は激しかったポセイドンとサンダースは神の座を争い人間を利用しエルフを巻き込もうとしていたのだ
オーディンはふるさとを守る必要があり肉体維持のためには必ずハーフエルフを調達しなければならないという厳しい条件があった
ヴァルキリーの次女エトナはハーフエルフを集めており
三女はオーディンを守る
すべてルーン文字で刻み作り上げた戦闘ホムンクルス戦乙女は私の命に従い動いている