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ねぇ、遊ぼっ!

作者: 空太

 とあるお方が「ヤンデレの絵が描きたいなー」と仰られていたので、「じゃあ自分が短編書きますっ!」と啖呵と切ってしまい、三日で書き上げて1100文字以内の小説です。若干テンションがおかしくなっていたため、変な部分があるかもしれませんが、ご了承ください。

   ねぇ、あそぼ!

空太


9/10

 今日、じん君に告白しちゃった! じん君も“好き”って。ちぃ達両想いだったんだね。ちぃも思い切って伝えてよかったー。これからは、いつも一緒にいようね!

9/11

 今日はじん君のお家にお引越しだったの! じん君は私の事好きなんだよね、だったら問題ないよね? じん君、今まで一人暮らしだったから、寂しかったよね? これからはちぃがお世話するね。だから、ちぃだけを見てね。

9/12

 ――ねぇじん君。さっきまで一緒に話してた、可愛い女の子さんは何処から来たの? あの子猫さんから勝手にこっちに来たんだよね。子猫さん、とーっても楽しそうだったけど、じん君の方から可愛がったりしてないよね? 子猫さんなんかどうでもいいよね。またあの子猫さんが来ても、一人で会わないでね。ちぃが可愛がってあげるんだから……。

 9/13

 ――ねぇじん君。さっきあの子猫さんと遊んだんだよ! とーっても、とっても楽しかったんだよ。じん君、これからも子猫さんが来たら、ちぃに言ってね? ……えっ、子猫さんがどこに行ったか聞きたい? 駄目だよ、じん君。そんな路傍にいる子猫さんなんかの事を気にしたら。言ったよね、“ちぃだけ見て”って。ちぃも、じん君だけを見てるから。じん君も、破ったら“めっ”だよ?

 9/14

 ――じん君駄目だよ、こんなに遅くに帰ってきちゃ。ちぃ、すごく心配したんだから! じん君が事故に合ったんじゃないかって、ずっと心配してたんだからね! これからはちぃと一緒じゃないときは、家から出ないでね。ちぃがお世話するから、問題ないんだよ? 問題ある訳ないよね? 問題なんてないんだよ? ずっと二人一緒でいられるなら、これ以上何もいらないもんね?

 9/15 

 ――ねぇじん君、どうしたの? ちぃが預かってたけーたいなんか持っちゃって? 誰に電話するの? ちぃしか連絡先の無いケータイで。だって、じん君家族いないのに、けーたいなんて必要ないよね? じん君にはちぃがいるから、他に何もいらないんだよ? だから、ちょっと待っててね。けーたいに書いてあった猫さんたちを追い払ってきてあげるから! だから、逃げないように縛っておくけど、いい子にして待っててね?

 9/16

 ――じん君、どこ行っちゃったの? 縄を噛み切っちゃって。“いい子にしてて”って言ったのに、約束守れなかったね。悪い子にはお仕置きが必要だよね。じん君もお仕置きしてほしいんだよね? だったら、特別なお仕置きしてあげる。この子猫さんたちと遊んだナイフで一緒に遊ぼうねっ! 見つけたら、たーっぷり可愛がってあげるからね! あっっ?



 “じーんー君、みーつけたっっ!!!”


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