夜に出逢いて曲を奏でるは
注意 これは小説ではありません。あしからず
日が沈み暗く明るい夜
歌詞描く少年は曲を拾った
意の通らずに奏でたるそれは
空気に満ち溶ける夜想曲
曲聞きて身に染み込ませた少年は
黒衣を纏いて夜を駆け出した
目的として探したるそれは
曲を強調する証の記号
夜を駆ける少年
夜に奏られる新たな曲
灰衣纏いた少女に出逢うは
夜想曲交じる小夜曲
夜を飛ぶ夜想と小夜
証の記号を求めて駆ける
例え眠り誘う騎士に会おうが
2つの夜はまだ眠らない
夜を迎える度2つは駆ける
記号を求めて遠く遠くへ
例え眠り誘う騎士が剣と共に協奏しようと
夜に歌う子守唄は夜には意味をなさなかった
ある夜に夜想の少年は気付く
これからも続く証求め
終わらず夜を駆け続けるのかと
それを聞いた小夜の少女は
これはもはや運命だと断言した
すると少年笑みを浮かべ
過去を振り返り未来を見据え
今に歌った
だから運命は嫌いじゃないと
少年と少女は今夜も飛ぶ
夜想と小夜を身に付けて
曲異なれど互い奏でるそれは
未来という名の夜に描く曲
左五音は「さいね」とお読みください。
事前に記載しましたが、これは小説ではなく、歌詞です。
リズムはないので、もしもお使いになりたい方がいましたらご連絡を、
小説ではありませんが、感想をお待ちしています。