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エピソード4

 人型兵器で戦争をする未来。

 10月にはじまった宇宙生活者と地球の住人の戦いは年をまたいで3月になってしまった。

 現在、春休み休戦のはずが月面軍が、何も無い、と言われるアリゾナの地球合同軍の基地に大気圏突入カプセルで人型兵器を降下させてきた。

 人型兵器を重要視しなかった地球の軍は、簡易二足歩行機エッグ(本当に卵みたいな形をしている)で応戦していたそのすきに・・・


 地下格納庫から地球合同軍が本気で作った人型兵器スコルピオンXが発進しようとしていた。

「ナナミ君、気持ち悪くない?」

 コクピットのシートの後ろのすき間におさまっている女性兵士マルチナが聞いた。

「VR酔いしませんから」

 強引にシートベルトでシートにしばりつけられた高校生ナナミが言った。

「やっと見つけた!Xシステム適応者。そこの壁にかかってるビーム自動小銃をとって」

「ビーム兵器って今の技術じゃ威力も発射回数も」

「エネルギー源がプラズマ燃料電池じゃないから、スコルピオンXは。史上初のマイクロ核融合炉搭載。武器もね」

「核融合って、なんとか条約で軍事転用禁止じゃ?」

「あなた知ってるわよね。『死のヴァージン』事件。アレで堪忍袋の緒が切れたの」

「これヤバイ機体じゃないですか!ボクおります」

「ダメ!」

 マルチナはナナミの体に(おお)いかぶさった。

「うぐうぐ・・・」

 マルチナのGカップの胸で窒息しそうになったナナミだったが、うれしかった。

 



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