表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/10

「人生は一冊の本のようなものだ。読まなければ始まらないし、読み終わらなければ終わらない。」

「佑次これどうだ」

 お父さんがくれた本は、ハリーポッターの賢者の石である。

 映画でも見たんだけどな。


「ちょうど映画の試合のシーンとか思い出しただろ」

「うん」

「翅の奴つかんだ時がホームランを打った感触と同じだ」

「なるほど」

 と言われつつ、本を開けた。


「人生は一冊の本のようなものだ。読まなければ始まらないし、読み終わらなければ終わらない。」


 だらけ様とした、俺にお父さんはそんなことをおっしゃった。


 読み続けているうちにわかった。

「実はというとハリーは天才科学者なのかもしれない」

 適当な感想を述べた。

 するとこう言ってきた。

「カルテを見ているときでも患者さんの人生がわかる。まるで人生を読んでいるかのようだ」

 お父さんは医者だ。

 確かにそうなのかもしれない。

「誰が一番壮絶だったとかある」

「普通の人生を送ってきた人たちだよ」

 なんともかっこいいセリフを吐いた。

「ありがとう一番の希望が見いだせたよ」

「ま、そのうちお前も甲子園に導いてやらなければならない」

「なんだよそれ」

「プロ入りまで語録を作れ」

「わかったよ」

 そうして始まったのが、紅の物語。

 剣と魔法の物語だ。

 主人公の名前は何にしよう。


「ハンマー・トオルでっと」

 三話ほど投稿してみた。

 一時間弱で、感想が届いた。

 うれしかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ