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五話  出会いと再会


ご意見ご感想、お待ちしています。


感想がなくて、そんなにつまらないのかっ!?とあせっていますw




『へぇ~~』



思わず声が出てしまった。




なぜなら





町を歩く人、人、人、人





みんな能力を持っているからだ。





同じ能力を何度も視ることがあるから、十人十色ってわけじゃないんだと思った。





『それにしてもいろんな能力があるよなぁ・・・。』


そんなことを呟いていると





『そうでしょ、そうでしょ♪特に私のなんて珍しいよ?』


突然背後から声がした。



驚いた俺は後ろを振り向いた。



見えた少女はオレンジ色のショートカットの髪に、大きなぱっちり二重。


小さな口から八重歯が見えるがそれが可愛さを引き立てている。






そして、視えた能力は


『知ってる場所に瞬間移動する能力・・・か』



たしかに視たことなかった。


これは、使いやすい。。




『あったりぃーー!!お兄さんの能力はコロばぁと同じなんだね。能力がわかるなんて。心透でしょ?』





ニコニコしながら聞いてくる。同い年くらいだから敬語も使わなくていいよな。







『ん?ま・・・まぁな。それと俺の名前は壱夜だ。コロばぁって誰だ?』


とりあえず、俺の本当の能力は言わなくていいか。






『わたしはロコだよぉ~。コロばぁって言うのは宿屋に住んでる元凄腕のハンターさんのことぉ。』


あぁ!!あのおばちゃんのことか!!!





変態だと思って・・・いや、恩人に失礼だな。





『あれがコロばぁだったのか。とりあえずよろしく、ロコ。』





『こちらこそよろしく~壱夜って呼ぶね♪』





ロコはそういってから俺を値踏みするように見た。




『壱夜ってハンター?なんとなく。だけど。』





『あー、まだなってないんだ。明日、試験をしてもらってそれでハンターだ。』


俺は少し恥ずかしそうに言う。





『ロコはもうハンターなのか??』


どうしてそんなこと聞くのかって?身体を鎧に包んで、腰には短刀が二本ついているからだ。





『うん♪って言ってもまだ駆け出しだからEランクだけど。でも、それなら壱夜ともすぐ一緒に仕事するかもね☆』


そういってからロコは不思議そうに訊ねてきた。




『壱夜?武器とか持ってないの?』


そう聞かれて、俺はちょっとあっちを向いてるように促した。そして





『影斬丸』


そう発すると俺の手に刀が現れる。




『こっちむいていいよ。』




すぐにロコはこっちを向いて、そして俺の刀をつかみ眺めた。


その目はとてもキラキラしていた。




あれ?おかしい。だんだんと輝きがましているような・・・って!!!







そう、輝いていたのはロコの目だけじゃなかった。影斬丸も・・・だ。




そして、刀の窪みに二つめの宝石のような石が。




今度の色は黒い色か。





『なんかすごそうな刀。なんか隠されてる感じの刀だけど。』


そういって返してくれた。






『あ、いっけなぁーい!あたし、これからマカロン狩りに出かけるんだった。それじゃーね。バイバイ』





そういってロコは駆けていった。





その後も飽きることなく俺は能力を視続けた。






そして、日が暮れ、俺は昨日の草原に向かった。





そこにはもう雪菜がいた。




魔法の練習をしていたのか、地面には霜が張り付いていた。



風が吹き、その風にすこしの雪が運ばれていった。



雪菜の白銀の髪は風に流されていたが、その乱れる髪を手でそっと直す姿がとても美しかった。






『こんばんわ。』


俺はそう声をかけた。





『こんばんわ。今日は昨日と少し雰囲気が違いますね。』


微笑みながら俺に言う。




『雪菜は魔法の練習?冷気を操っていたみたいだけど。』


これは心透を使わなくてもわかることだが。





『えぇ、魔物と戦うときに、少しでも役に立てるように。ね。』





『雪菜もハンターなんだな。ランクはどれくらいなんだ??』





そう訊ねると


『今はBランクね。SSランクを目指してるの。ってBランクでこんなこと言ってるのもね。』


苦笑気味だったが、目にははっきりした意志が宿っていた。





『壱夜はハンターなの?今日は手に刀を持っているみたいだけど』





『あっ。』


俺は心透を町で使いっぱなしだったので、刀をしまい忘れたのだ。






『俺は、まだハンターじゃないんだ。明日、試験を受けて、ハンターになろうと思ってる。』





そして、今日あったできごと(ロコのことは言わなかった。)を話した。






そう。と呟いた雪菜はこちらに杖を向けた。






『それなら私が、絶対受かるように特訓してあげる。』




俺は背中に冷たい物を感じながら、どう返事をしようか考えていた。

文章が下手で申し訳ないです。


一週間に一度、といいましたが、一週間に2回以上の更新を目指していきたいと思います。

まだまだ下手ですが、この作品をどうぞよろしくお願いします。

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