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十四話  ~尻尾と価値~

平日にあまり更新できない分、休日に頑張りたいと思いますb


感想、評価はいつもお待ちしております。


時間なんて気にしないでバンバン評価くださいww




俺たちは町へつくとすぐに紹介所へ向かった。



そこには受付嬢がいて



『今日はどういったご用件でしょう』



と訊ねてきた。



『アッシュの討伐依頼を完了してきました。証拠品を見ていただきたい』



そう言って俺は収納袋を渡した。



すると、慣れた手つきで袋を受け取り、中身を確認すると



『アッシュの尻尾四本、ボスアッシュの尻尾一本でよろしいですね?』



『はい、それでお願いします』



俺は、依頼をこなした達成感と喜び、わずかな緊張で顔が上気していた。



『では、依頼書の確認をさせてください』



俺はポケットにずっと突っ込んでいた紙を手渡した。



『昇格試験も兼ねての依頼でしたか、少々お待ちください』



そういうと受付嬢の人は収納袋と共に奥へ入って行った。



するとすぐに所長さんが現れた。



『もう依頼を達成しましたか。お疲れ様です』



にこやかにそういうと



『では、ライセンスを書き換えるのでこちらに貸してください』



俺とロコはライセンスを渡した。



所長はそれを受け取ると機械を使い、なにか作業を始める。



すぐにこちらへ戻ってきて



『では、こちらが新しいライセンスです』



今までの灰色から、黒色に変わり、青色の縁が加わった。



なによりも今までEと書かれていたライセンスにDと書き加えられていた。



俺とロコが嬉しそうに笑いあっていると



『それと、Dランクから身体の一部にマークを刻むことが義務化されています』



所長はそんなことを言った。



俺とロコはお互いを見つめおどろいていた。



さっきまでの喜びが一瞬にして忘れられ、戸惑いが生まれた。



すると所長が気づいたのか



『あ、大丈夫ですよ、痛みはないですから。まぁ、私以外の人が刻むと痛みがありますが』



そんなことを苦笑して言っている所長がいたが、笑えない。




『二の腕と太もものどちらかに刻むことになりますが………どうしますか??』



俺とロコは悩み、そして



『太も『二の腕』



と言った。



ちなみに前者がロコで後者が俺だ。




『では、壱夜さんからいきますか』



すると所長は置くから鉄の棒を持ってきた。



『私の力でこれだけを熱して焼き付けます。私が熱を制御するのでみなさんに痛みはないですよ』



だから、私以外がやると焼ける痛みを味わってしまいます、その言葉でホントにこの町でよかったと実感した。




俺は上半身の服を脱いで裸になると、腕をだした。



そのとき、ロコがきゃっとか言っていたけど気にならない。



そして、所長さんが鉄の棒を俺の二の腕に押し付ける。



じゅううぅぅぅぅぅぅぅ。



焼ける音がしているが俺の腕は少しも熱くない。



むしろ、鉄の冷たさを感じるくらいだ。



一分くらい我慢していると腕にマークがついた。



トライバルデザインでカッコいいと思った。



『ランクが上がるにつれて、装飾が増えていきますから、頑張ってください』



そんなことを言われた。



次に、ロコにマークをつける。



こっち、見ないでくださいね!? とか言っているけどいつもホットパンツを履いているので脱ぐ必要がなかった。



じゅうぅぅぅぅぅぅぅ。



またさっきの音が聞こえ始めた。



そしてしばらくして笑顔のロコが戻ってきた。



『では、私はこれで。報酬金と素材金はカウンターで受け取ってください』



そういって所長は戻っていった。



俺たちはカウンターへ行ってお金を受け取る



『報酬金と素材金を合わせて10フォンと5000ルギーです』



俺はお金を受け取ると、ロコのところへ戻っていった。



『うわぁぁぁぁ♪ そんなにもらったんですね!! やっぱり壱夜さんがボスまで倒してくれたからですね』



ニコニコしながら腕にしがみついてきた。



『なぁ、ロコ?? ルギーってどれくらいの価値なんだ??』



俺はこの世界の通貨についてよくわからないので聞いてみた。



『500ルギーくらいあれば一食くらい買えるよ~。ちなみに1フォンは10000ルギーと同価値だよん♪』



ロコは嬉しそうにいっている。



1ルギー=1円と考えたらいいのかな。



ってことは!?!?!?



『じゃあ今回の報酬は相当な価値なんだな!!』



俺たちはまだ昼間だったが近くの酒場で打ち上げをした。



もちろん、ジュースとから揚げだったけど。

実は土曜日の模試をサボった作者ですww


日曜日になって『どうしてこなかったの?』


というメールで模試だったことを思い出したという後日談。



文字数足りなくてすみません。シフトとescを間違って押してしまったら文章が全部消えるというハプニングがまたしても起きてしまい、やる気がなくなり後半考えていた内容を書き続けられなくなりましたww

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