表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は、魔王を引退したはずだが??  作者: ~ひぐまんと~
3/83

2・魔王は、見つけた

俺は、無事に1000年後の世界に来れたらしい。


俺は、元魔王領のボロ屋の廃部屋に転生したらしい。

転生して間もない頃は、今世に慣れるので精一杯だったが、やっと落ち着いてきて街とかを歩いてみると、そこには人間もいて楽しそうに笑いあっていた。うん。平和でよろしい。

ちなみに、俺は転生して顔を変えているので全然ばれない。


ともあれ、無事に平和な世の中が作られて、大変よろしいことなのだが……


なぜか、魔王時代の俺が英雄扱いされているのだが…

なんというか、ものすごく恥ずかしい!誰だよ。こんなことしたの…

あ、あいつか?思い当たる奴が1人…


ん?あいつのことが知りたい?しょうがないな。

まず、あいつは悪魔だ。

俺を朝早く起こして、仕事をさせたり、俺の苦手な食べ物を食べさせたり…

そしてなにより強い。俺の7割とほぼ互角で戦うからなぁ。死んでも何回でも蘇ってくるしな。

だが……俺が、唯一魔王城の中で砕けて喋れる奴だったな。

あいつ、元気にしてるかな?



俺は冒険者ギルドに来ていた。


まぁ、お金を手っ取り早く稼ぐにはやっぱり冒険者でしょ!みたいなノリでやり初めてみた。

もちろんのこと、魔王の力を使うわけにもいかないので1番したのEランクからの始まりだ。つまり、日々の積み重ねが大事ってことだね!


それではさてさてその積み重ねの1歩として、今日も依頼でも受けますかぁ、、、、と、思っていたのだがやめだ。俺は、見つけてしまった。あいつを。しかも3人のおじさん達にナンパされてるし…


マズイな、非常にマズイ。あいつ、ちょっとキレかかってるなぁ。おじさん達が危ないぞ。あんまり関わりたくないけど、助けてやるかぁ。しずか〜に物腰低く、いこう。


「あ、あのぅ。もう、その辺にしておいた方がよろしいかと…」


「あぁん!なんや、にいちゃん!文句でもあるんか!」

「そうだ、そうだ!」

「うるせぇ!」


うおっ!なんだよ、素直に引けよ。めんどくさいなぁ。


「い、いやだからもうやめた方がいいと思いまして…」


「うるせぇなぁ!にいちゃんには関係ないだろ!それよりねぇちゃん。俺らと遊ぼうぜ!いいこといっぱいしてやるからよぉ!」


ガシィ!1人のおじさんがあいつの腕を掴む。

うわっ!おじさん、やりやがった!やばい!ほんとに死ぬぞ!おじさん!


そして、あいつが立つと…


ドカァァァァン!!!!!


「「…………」」


あいつ、おじさん殴りとばしやがった。おじさん、死んでないか??

殴られてない方のおじさんた達は唖然としてるし……


「あなた達、少ししつこいわ」


そう言ってあいつは立ち上がる。あ、まずい。本格的にやばいやつや。






どうも。〜ひぐまんと〜です。

読んでいただきありがとうございます!

コメント待ってます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ