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きっかけ

     ☆★☆★☆


 あれから一〇分。

 静まりきった沈黙の中ではこれほど退屈な時間は無いのでは、と思ってしまうような無駄な時間の浪費に明け暮れていました。みなさん疲れ切っているご様子で。事実、わたし自身も既に体力の三分の二ほど失っていたりします。

 このどうしようも出来ない現場とどうしようも出来ない立場上、わたしに迫り来る選択肢はたった一つ、そっと見守ってあげる、でした。

 冷戦状態だろうと冷静沈着だろうとわたしは負けません。

 しかしそれ以上に勝つことも出来ません。それが傍観者なのです。

 なのでわたしなりに纏めをすることにします。

 まずは事件発生現場説明、


【メモ】

・事件が起こったのはここ別館三階に位置する部室。

・部室内は中心に長テーブルが二つ並行に並べてあり、その周りを取り囲むように四つのパイプ椅子が置かれている。

・他の装飾とはあまり無く、時計にパソコン、一輪のバラ、本棚、冷蔵庫、あとは窓にカーテン、そして何故か目覚まし時計と言った具合。

・封筒が置いてあったのは冷蔵庫→長テーブルの裏という順番。

・結論、意味不明。


「みんな訊いて――って何があったの!?」

 するとやっぱり前触れもなく、体育倉庫に向かっていた植木さんの帰宅です。

「あ、植木さん、お久しぶりですね。それで体育倉庫で何か発見とかありました?」

「それがあっちゃったんだよねえ、この封筒(・・)がさ」

 まさかの一品。あのほとんど適当に言っていた推理がどんぴしゃだったようで、行き詰っていた問題に新たな進展に恵まれました。これでまた一歩、ケーキに近づいたと思うと何だかワクワクしますね。

「本当か!? よくやったぞ、植木。やはりおまえに行かせて正解だったな」

 どの口が言いますか。

「でもどこにあったの? 体育倉庫なんて結構適当に言ってみただけじゃない?」 

「扉に挟まってた、としか言えないかなあ」

「そりゃ生徒が鍵も無しに入れるわけがないからな、そこは当然だろう」

 そのとおり。体育倉庫は名前どおり、体育の時間にしか開くことは少ない。

 植木さん曰く、体育倉庫にいざ行ってみたところ、扉の間から不自然に飛び出ている『何か(・・)』を見つけ、それを引っこ抜いてみたらこの封筒だったそうです。

「まあ。推理の甲斐あって新しい封筒が見つかったことですし、みなさんで中身の確認でもしてみますか」

 言って、封筒の開け口を開いて傾けてみると、滑るように一枚の紙が出てきました。


π(パイ)四=S:E』


 また意味不明な文章の登場。この数式はきっと某ハーバード大学さんか某東京大学さんが解くべき問題なのでは?

 わたしはまだこの数式は習ってないので、結構専門外だったりします。

 途絶えましたね、わたしの希望……。

「この数式解りますか、成績優秀な佐藤さん」

「何だか皮肉に聞こえるんだが……まあ私自身もよく解らねえな。つーかおまえ、私が何でも知ってると思ったら大間違いだぞ」

「あははー、七瀬さんと植木さんはどうですか? あ、でも植木さんには期待してないですけどね」

「酷いって言いたいところだけど、うちはお手上げだねー。さっぱり」

「……あ、あたし解っちゃったかも」

「本当か!?」と欲望をあらわにする佐藤さん。

「すげー!」と欲望をあらわにする植木さん。

「なんと!」と欲望と安心をあらわにするわたしの歓喜。

 切り開かれましたね、わたしの希望!

 七瀬さんはわたしたちの期待を背負いつつも「えっとね」と説明に入りました。

「これはつまり多分だけど、パソコンのキーボードを指しているんじゃないかしら? π四ってところは解らないけど、(イコール)から下の『S:E』の部分はキーボード通りに言うと『とけい』ってなるのよ。従ってこれは『π四=時計』ってなるんじゃないかなって」

「なるほど、そいつはすごい偶然だな」

「偶然で済ませられると思ってなかったけどね……」

「やっぱり日常茶飯事ネットサーフィンをしていて、しかも休日は年中無休でネットゲームにぞっこん状態一年間維持している暇人廃人さんはわけが違いますね。もうパソコン関係の問題ならどんと来いって感じじゃないですか」

 今時女の子って感じに見られがちですが七瀬さん、実はこのメンバー随一のインドア派だったりします。もちろん一緒に遊びに行ったりしますが、暇を見つける度にネットを開いて暇つぶしをしてしまうくらいで。大分詳しくなってしまったみたいですね、これは。

 もう憧れてしまいますよ全く。

「いやーそれほどでも無いわよ、えへへ」

「褒められてないぞ、七瀬」

「え? 尊敬して崇拝したいくらい褒め称えていたつもりだったんですが」

「マジかよ……」

 眼を半開きにして疑うように呟きます。崇拝は言いすぎかもしれませんが、これでも尊敬はしていまるのは確かです。一つに熱中出来るなんて素晴らしいことじゃないですか。

「しかし『π四=S:E』は『時計』か。この線で考えるとしても、時計、腕時計、目覚まし時計……限定すれば何とか大丈夫だとは思うが、学年ごとに一〇クラスもある上に他の教室等も合わせたら、一体全体どれほどの数になることやら……。やたらこの学校の校舎でけえし」

「ここで上の『π四』が関係してくるってわけですか」

 炎が灯ってから間もなく面倒臭い絶壁に阻まれ、たまらずため息が溢れてしまいました。

「上手くすれば隅から隅まで探さずに済むってことね。うん、あたしも流石に校舎全部を探すなんてしたくないし、時間制限がないんだからじっくり考えたほうが効率がいいわね、それだったら」

「時間制限はありますよ? 美味しさ半減になっちゃいますよ?」

 わたしは訴えるように七瀬さんに伝えます。甘いものが好きなら分かるでしょうが、ショートケーキというものはなるべく早めに食べたほうが美味しいのです。常識ですね。

「ていうか宣戦布告だとしたら、預かられた物って必ず安全な場所にしっかりと置かれてたりしない?」

 七瀬さんが発言しました。

「逆に預かられていた物を危険な場所に置いて、相手を煽るってこともよくあるんじゃないかな?」

 それに対しての逆説を植木さんが説きます。

「ふうむ」

 さらにそれらに対して佐藤さんが首を傾げ、腕を組みながらしわを寄せて悩みます。

「是非後者は止めて貰いたいですねー……」

 本音がポロリと漏れてしまいました。もしも後者が今の現状になっているのならば、この刻々と進んでいる今も尚、美味しさが落ちているのだと思うとやる気は右肩下がり。

「つーか今更だが『π四』ってホント意味が分からねえよ。中学くらいで習ったのは『4π』だったから、これから習わないとすれば数式ってわけじゃないんだろうけど……この反対に意味があるような書き方だぞ」

「ぱいよん――パピヨンみたいだねえ」

「パピヨンってあの、哺乳網食肉目イヌ科の動物でバタフライスパニエルって別名を持つやたら可愛くて愛らしい愛でてあげたくなる犬のこと?」

「あたしはすぐに蝶が思いついたけど」

「蝶ってバタフライじゃなかったっけ?」

「どっちも一緒だろ……つか、それよりもケーキだよケーキ」

 佐藤さんが話の筋を戻してくれたことに関しては嬉しいのですが、問題の解決が見えなければそもそも話にならないのです。

 わたしは三人を放っておき、自分なりに考え込んでみることにしました。

 まず無くなってしまったショートケーキは、もし犯人がいたと仮定するならば犯行は朝の八時過ぎから放課後の一六時の間に行われたはず。ですが、わたしは午後の授業が始まる前に覗きに来たので(そのときはあった)、犯行はその後と言ってまず問題はないでえしょう。……え? 何でわざわざ食べないで見に来たって? それは決まっているでしょう、人は何かを達成させるために『後でご褒美がある』と思わせれば、大概乗り越えられるんですよ。個人差はありますけども。

 そして犯人らしき人が残していったと思われる、トランプの3と『机の裏を(以下略)』と書かれた紙切れ、そして新たに現れた『π四=S:E』と書かれた紙切れ。

 わたしは頭の中で悩ませた結果、「よく分からない」という結論に行き着きました。

 いえ、結論は最初から出ていたのです。ただ単に結論から一歩も外に出てないだけです。

「はあ……」

 ため息がまた一つこぼれ落ちて行きます。

 とにかく『机の(以下略)』と書かれた紙切れは、不要と判断できるでしょう。この流れでトランプも不要、と言いたいところですが、まだ『3』が解決していないだけに捨て難い……。

「んー」と机上に突っ伏しながら『π四』について、黙々と不要の紙の裏側を使って考えます。もちろん『机(以下略)』の紙切れ。

 S:Eは七瀬さん曰く『時計』らしく、しかし時計とはいえ校内幾つあるかなんて教師ですら把握していないでしょう。そのヒントこそが、この『π四』にあるわけなのですが。

 ……π四?

 わたしはここで違和感を覚えました。

 どうしたことか、薄らと見たことがあるような気がしてなりません。その突っ掛る疑問を解くべく、頭を抱えて考え込みます。π。そして四。それぞれを紙切れに記入。

「わおっ」

 するとどうしたことでしょうか?

 この『π四=S:E』がどうしてわざわざ『π』の部分が数字の前に来ているのか、どうしてわざわざ数字の『4』が漢字の『四』と書かれているのか。


「『西()』、ですか……」


 答えは案外簡単に出てきました。合っているのか、間違っているのかは定かではありません。しかしこの『西』という言葉だったら、この後の文『時計』の補助語としての役割を果たしていることになり、話の筋が合うことになるのです。

「つまり『西=時計』となるわけで、考えられる場所は……」

 あそこしかありません、と心の中で断言します。

 わたしは座っていたパイプ椅子から腰を離し、「少しばかり席を外しますね」と一言残して部室を後にしました。

 目指すは『西にある時計台(・・・・・・・)』。


     ★☆★☆★


 案の定、わたしの推理は正しかったようで、時計台の中に入ってみると再び一枚の封筒が置いてありました。無記名です。わたしは好奇心を抑えつつ部室へと戻ります。するとみなさんは飽きてしまったのか、部室に保管してあったトランプで遊んでいました。

 三人の真ん中にカードが置かれていて、さらに植木さんのカードを佐藤さんが悩ましく引こうとしているところを見ると、これは『ババ抜き』なのでしょう。

「やった! これであたし一抜けね! あ、居なくなってたけど、どこか行ってたの?」

 わたしが入室したことに気づいた七瀬さんが声を掛けてくれます。というかそれよりも、さっきの言葉聞こえてなかったんですか……。

「まあいい――」

「ちくしょう、七瀬め! 私が五枚も残して負けるなんて屈辱すぎるだろ……ッ! 植木、おまえだけには絶対負けねえ!」

「香織会計の所為でうちに飛びしちゃったよ、どうしてくれるんだよー」

「あはは、ごめんね小枝。あたし勝ちたかったし、それにこの犠牲は仕方ないと思うのよ」

 まあいいですけどね、と言おうとしたつもりだったんですが、最後まで言えなかったので諦めます。

「というか、ここ散らかっているですけど、片付けてないの誰ですか? しっかりと片付けてくださいよもう」

「あははーうちだわ。ごめんねー、後で絶対に片付けるからさ! ちょっと待ってて、ね?」

「毎度のように訊く台詞ですね、それ……いい加減に学習してくださいよ?」

 おっけー、とからきしな返事が戻ってきたので一応良しとしておきますが、植木さんは片付けるのが苦手なのか基本漁ったら放置状態だったりします。将来はゴミ屋敷に住んでいるかもしれない、というもの些か否定ができませんね。

 わたしは小さく苦笑しながら、飽きてしまったみなさんを放置して再びパイプ椅子に座り、先ほど見つけてきた封筒の中身を開きます。


『  7

                 ※これまでの問題が答え。           』


 ――さっぱり分かりません。

 数字の『7』だけというのは、ヒントとして最悪だとはこの犯人さんは思わないのでしょうか?

 わたしは優秀な探偵ではありません。

 わたしは優秀な捜査官ではありません。

 わたしは平々凡々なただの学生なのです。

 そしてこのヒント『※これまでの問題が答え』。果たしてこれが指しているのは、これまで見つかってきた『トランプのハートの3』の入った封筒と、『π四=S:E』の紙が入った封筒のことなのか。疑問が嫌なほど膨れ上がっていきます。

 ……とりあえず、わたしは今回の事件に関する物を一通りの机上に広げてみました。

「つーか植木、おまえ何で三枚しか持ってねえんだよ? たとえ勝てないと解っていようが、あからさまなセコをするなんざ落ちぶれたもんだなおい」

「うちはなにも隠してなんかないからね!?」

「言い掛かりはよせ。ババ抜きで偶数になることは有り得ねえだろ?」

 横からそんなような会話が聞こえてきます。もしババ抜きでそんなことを実行するような輩がいるとしたら、相当な『おバカ』さんだとは思いますが、これが植木さんだというなら否定しません。植木さんはやる時にはやるお方です、いろいろな意味で。

「嘘じゃないよ、唯部長! だってほら、見れば分かるだろうけどジョーカー持ってないんだよ?」

 言って自分の所持していた手札を公開しました。

「ジョーカーは私がしっかりと持ってる。七瀬は表情に出やすかったからな、ジョーカー以外を取り出すなんて簡単なことだったよ……おまえのポーカーフェイスが七瀬以上に苦手だってことが無ければな! 結果的に最後の最後の一枚で回ってきやがったよ! 選べねえもん! だが、それ以外を隠したって勝つことはできるだろ――って、どうして『3』なんて持ってるんだ? 『3』なんてカード、私は持ってないぞ?」

「あれホントだ」

 ……『3』のカードとな?

「それだったらわたしが持ってますよ。というかさっきみんなで見たじゃないですか、最初の方で封筒から出てきた『ハートの3』ですよ。多分裏面見る限り、同じカードの種類じゃないですかね?」

「おお、ナイスだ。これで続けられる……って続けるの無理じゃね?」

「どして? 見つかったんならそのまま続けちゃえばいいじゃん」

「続けるとしても、一体全体このカードは誰の手になるんだ?」

「もちろん『3』のカードを持っているうちだよ、それくらい普通だって」

「それは不公平だと思わないか? 不平等で不条理で私が不利だと思うんだ。そこで私に一つ提案がある、一旦リセットしてもう一度やればこれは公平になると思うんだよ」

「なるほど、確かに『3』ない状態で勝っても不公平だよねー、よしその提案に乗った!」

「せっかく勝ったのに……うう、分かったわよ。もう一度勝てばいい話だもん」

 渋々嫌々な表情で悔やんでいた七瀬さんも腹を括り、再チャレンジの許可を出すと勝負は振り出しに戻ります。

 それにしても『※これまでの問題が答え』の部分がどうしても気になります。

 わたしはもう一度だけ今まで発掘されてきた封筒の中身を確かめてみました。見落としている部分が無いか、を確かめるためです。

 まず『7』と書かれた紙の入っていた封筒を覗きます。

 ――異常ありません。

 次に『π四=S:E』と書かれた髪の入っていた封筒を覗きます。

 ――異常ありません。

 そして『トランプのハートの3』が入っていた封筒を覗きます。

 ――異常ありません。

 最後に『机の裏(以下略)』と書かれた紙の入っていた封筒を覗きます。

 ――異常ありました。

 ……あってしまったのです。唯一場所指定がはっきりとしていたこの封筒には、それほど深く調べていなかったのか仇となり、見落とすという結果に至らせてしまったのかもしれません。『異常』は封筒に裏側にしっかりと張り付いていました。

 のりやテープで固定されていたわけではなく、大きさが丁度良かったという理由でしょう。全く、もしもこれが答えだったらこれまで苦労は一体なんだったんだ、と愚痴を漏らしたいですよ。

「はあ……」

 ため息が自然と溢れます。

 わたしは張り付いている正方形(見た目が)の紙を何とか取り出し、その表面に書かれている『答え』であろう情報を手に入れるため、眼を通してみます。


   あ い う え お

   か き く け こ

   さ し す せ そ

   た ち つ て と

   な に ぬ ね の

   は ひ ふ へ ほ

   ま み む め も

   や い ゆ え よ

   ら り る れ ろ

   わ ゐ う ゑ を

   51

              』


 と、書かれていました。多分これは五十音順に書かれたひらがな表です。それ以外に抜き取れる情報は最後の『ん』の部分が『51』になっていることくらいでしょう。

 少なくとも理解することが出来たのは、これは『答え』ではないということです。

 唖然としました。呆然としたました。呆れました。飽きました。愕然としました。

 これほどまでに『意味が分からない』が立て続けに起こったのは、一時期授業について行けなくなったとき以来。そして今回久々に『意味が分からない』が飛来してきたのです。

 それでもやっぱりショートケーキは食べたいです! 取り返したいです!

 わたしは一生懸命考えました。

 曖昧な点が無いか、矛盾が生じている点が無いか、見落としている大事な点が無いか、を。

「………………」

 わたしの周囲だけに起こっている沈黙。

 近くでババ抜きをしている空間からは孤立し、一定範囲のみが静まり帰ったようです。

 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………あ。

 そういえばトランプカード。

 どうして『3』のカードが足りなくなっていたのでしょうか?

 つまるところ考え出せるとすればそれは、そのトランプから引き抜いたということになります。後でトランプを調べて、ハートの3が二枚になっていれば確定です。肯定です。

 これはもう、この部員の仕業だということが分かったとなれば――

 事情聴取の一択しかありませんねっ!

というわけで少々の説明をば。

『π四=S:E』は縦書き&キーボード文字で答えが出ます。

横書きだと意味が伝わらなそう……笑

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