私の仕事について
私の仕事はお店の雑用と接客、バーテンダーの補助です。それと同時にお酒を作る練習もしていきます。
雑用は掃除や洗い物、接客はお客様をご案内しておしゃべりしたり、時にはお酒をつくったり。これが一番楽しくかつこわいです。バーテンダーの補助はお酒を作る準備を手伝います。私はバーテンダー見習いとして入っているので、それと同時にお酒を作れるようになる練習をしていきます。シェイクとか。
そもそも典型的なコミュ障オタクの私には接客なんてできません!お客様に話しかけられない!気の強そうなお客様にはこわくて怯んでしまう!客層もカップルから同伴まで幅広くて何を話せばいいのかさっぱりわからない!酔っ払った人への接客なんて難しいです!
お酒についてもよくわからないので、お水を入れるタイミングとか、グラスを下げるタイミングも難しいです。個人的には、お酒弱いんです!って言う美人なお姉さんには最初からチェイサー出してあげたくなっちゃいます。上司のバーテンダーがどう思っているかはわかりませんが。
お客様にこれ作ってよ!って言われて私がわからないのも申し訳ないです。シェイクが必要ないものは私も作れるはずですし、私が作ってもいいとおっしゃってくださるなら私が作りたいのですが。
このような感じで日々勉強、反省しています。常連の優しいお客様たちにはめちゃくちゃ感謝してます。もう慣れた?って聞いてくださるし、こうしたらいいよってアドバイスをくださるし、まだまだ何もできない私にお酒を作らせてくださるし。本当にありがたいです。
私も美味しいお酒を作れるようになってお客様たちの優しさに少しでも応えたいと思います。
バーテンダーの補助も難しいです。バーテンダーが何を作ろうとしているのかよくわからないですし、メニューにあるお酒のレシピもまだよく覚えていないのでいつも迷ってしまいます。バーテンダーの補助は接客もしながらなのでタイミングもよくわかりませんし、私自信がタイミングを見計らってお客様のペースに合わせて次のお酒を準備しないといけないので迷います。
忙しくなると私が不甲斐ないせいでバーテンダーに迷惑をかけていると申し訳ない気持ちになります。その気持ちが膨らみすぎてどんどん萎縮して仕事にならないときもあります。
上司には自己肯定感低すぎ!ちゃんと頑張ってると思うよ!って言われるのですが、努力しますとしか言えません。練習して、失敗して、落ち込んで、数日不貞腐れて、また練習します。結局私が頼れるものは練習しかないと思うのです。しかし実際には練習に裏付けられた自信と失敗しても大丈夫と思える基本的な自信をどちらも育てていく必要があると感じています。
まだまだ見習いでやりがいを感じられることは特にありませんし、接客とお酒の味によってお客様の中の私の評価が決まることがとてもこわくて不安になります。しかし始めてしまったものはしかたないですし、ヴァルハラの主人公のような一人前のバーテンダーになるにはまだまだ長い道のりのようなので、とりあえず続けていきたいと思います。