坂道
いつもの道…
いつもの風景…
普段となんだ変わりない事。
今日も帰り時に通る坂道に足が痛くなる。そもそも坂道てなんなんだ!
文明が、作り出したコンクリート?で舗装された道に坂って昔は山道だったのか?
ちくしょう…疲れた身体にはこたえる…
いつもの坂道先が、見えないくらいの斜面…
あたりはもう薄暗いしそろそろカラスが、アホーと鳴き始めるくらいの時間だろうか…ふと思うと住宅が並ぶこの坂道を何年も通っている…
通る度にカレーの匂いが漂うあの家の住人はよほどカレーが好きだな…
よく考えると大学に入った時家賃が、安いからと選んだあのボロアパートは俺の楽しいはずの大学生活をスタートさせるには駅まで遠すぎなんだよ…
「ふ〜…」
坂道でのため息を数えたら天文学的数字になるだろう…
そしてため息にきずくと坂道も中盤に達してきた
う〜ん鼻が、ムズムズしてきた
俺はリュックに入ったローションティッシュを取り出す。
この季節花粉症には、ローションティッシュ!
優しい肌触り!
と宣伝したくなるほど気持ちがいい…
それでも直らないムズムズにくしゃみが、でそうだ…
「ムワ…ムワっくしょン」思わず自分でも驚くほど大きなくしゃみで上半身主に顔の部分が前に揺れた…
その時だ!
「ッゴツ!」
頭を主におでこを激しくぶつけて後ろに頭からはじかれた!
「痛ッ…」
なんとか倒れずに踏ん張ると痛みと揺れる脳にしかめっ面になりその場に少し立ち尽くす
そして何かにぶつかったのかと前を見るとそこには靄がかる何かがある…
大きさは、
障子一枚くらいだろうか…俺の身長より少し高い高さの壁?らしきが何かがあった…
「ん?」
そしてまず疑問から入る…
俺は何年もこの坂道を通ってる…そしていつも通るこの道は、住宅立ち並ぶ少し狭い道
車は、一方通行その道に突如現れた壁…
不自然だ〜
しかし今までにない事を全て不自然というなら今日本が不況なのは政治家のせいだなと変に納得した俺は壁を避けて通ろうと左に歩き出すと…
「…?」
疑問は超えるとそれは、
恐怖になる。
なんとその壁は、俺の身体に合わせて動く?いや壁が身体から少し離れた先でくっついているように存在する…
まるで俺の頭・両肩・両足からまっすぐな金属の棒か何かで固定されてるんじゃないかと思うくらいしっかり目の前にある
障子一枚くらいの大きさでの靄がかった壁らしき何か…
手を伸ばすまたは、
激しくお辞儀などすると壁らしき何かに触れる…
しかし歩き出すと壁は前にあり続ける…
ぬり壁って妖怪がいるらしいがそれだろうか…
恐怖すら超え理由または今日何かあったんだろうかと考え初めた俺は壁とともに歩き出した…
誤字文章おかしかったら指摘お願いします(笑)