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【なろう】お気に入りユーザ様出演作品

【煉さま企画作品】 紺野班から舞花様へサプライズ

作者: 菜須よつ葉

煉さま、企画に参加させてくださり本当にありがとうございました。

「いつも、よつ葉がお世話になっているようだから紺野班で復帰祝いを開催しないか?」


紺野班の班長、紺野君が舞花ママの復帰祝いを紺野班でしようと提案をした。


「おぉ、良いねぇ。俺散々バラされてるから、よつ葉のあんなことやこんなことバラしてやる」


小野君が、違う意味で張りきっている。


「おのっち、意味が違わない?」


美羽ちゃんが小野君に突っ込みを入れる。


「煉さんに確認しないと」


紺野班、副班長のしっかり者、前原君がフォローする。


「よつ葉に頼んでおくか?」


「そうだな」


こうして紺野班で【舞花ママの復帰祝い】をすることが決まったようだ。


恐るべし紺野班どんな連絡網があるのか、なろうのユーザ様色々参加の盛大なパーティが開かれるようだ。



◇◆◇舞花様、復帰おめでとうございます◇◆◇


入り口に書かれた舞花ママへのメッセージ。


中央のテーブルには紺野班女子が頑張って作った料理が並んでいる。よつ葉の愛読書、秋野木星様の「じだらく魔女の森のレシピ」を参考に色々頑張った形跡が見られるお料理が並んでいる。決して「わぁ、美味しそう!」という言葉はもらえそうに無いのは、よつ葉の腕の未熟さだけであり、愛読書のせいではない!と言うことを声を大にして伝えておきます。



受付を任されたよつ葉。中では忙しそうに準備が始まっている。


「これ、よつ葉に見つかったら文句言うよね」


準備をしながら美佳ちゃんが呟く。


「だからこんな早い時間から受付を任せたんじゃない」


美羽ちゃんが、小悪魔発言をする。


「後から怒られるんだろうな」


柊君が心配をする。


「泣かれても知らないよ」


ゆみちゃんも心配を溢す。


「まぁ、大丈夫だろ」


紺野班メンバーをしっかりと見ている班長。


「天野教授から借りてきたアレ準備OKだよ」


美羽ちゃんの声に準備が全て整った事をよつ葉以外の紺野班メンバーが確認した。



少しずつ皆様が集まり出しました。


「よつ葉ちゃん、受付ご苦労様! 後から恒例の……してあげるからね」


と、煉さまが会場の中へ入っていき紺野班と打ち合わせをしているようだ。


「煉さん、準備バッチリです。ここの電源を入れてこのボタンを押したら……」


ここまで話して美羽ちゃんは煉さまだけに聞こえるように事実を話す。


「わぁ、それは姉様喜ぶわぁ! ってか、ここに来る人みんな喜ぶと思うわよ。よつ葉ちゃん衝撃映像!!!!!!」


煉さまが美羽ちゃん達にお礼と共に楽しみなことを伝えた。


紺野班メンバーと煉さまとで入念に行われた打ち合わせそして最後に円陣を組んで成功を祈願する。


「よつ葉ちゃん、お邪魔します」


「いらっしゃいSHIN様、今日は楽しみましょうね」


SHIN様が来てくださいました。


「よつ葉ちゃんが受付嬢なんだね」


「あっ、汐希パパいらっしゃい! 体調は落ち着いてる? 大丈夫ですか?」


「娘に心配かけているようじゃ、ダメだな」


笑顔で答えるパパに安心をするよつ葉。



「よつ葉ちゃん、実習お疲れ様。お招きありがとう」


「よう子ママ! いらっしゃい! 手の痛みはどう? ゆっくりしていってね!」


中から楽しそうな声が聞こえてくる。


「なんだか会場は賑やかだね」


「良介さま、いらっしゃい! そうなんです、何してるんでしょうね?」


「それでは中に入って確認してこようかな?」


「はい、楽しんでいってくださいね」


会場では更に盛り上がっている様子。


「よつ葉ちゃん、こんにちは」


「みわかず様、いらっしゃい。楽しんでくださいね」


「何か賑やかだね、ちょっと様子見てこようかな?」


「はい! いってらっしゃい」


入り口から入ってくる人をのを見つけて受付を抜け出して入り口に向かうよつ葉。


「佳代さま、いらっしゃい」


一人受付が寂しくなってきた頃に見つけたので、ハグして喜ぶよつ葉。


「甘えん坊なよつ葉ちゃんね」


「だって、一人だったんだもん」


「中は何やら楽しそうね。ちょっと行ってくるわね」


佳代さまもいっちゃった。


「受付嬢サボってるの班長に言いつけるよ」

「舞花さんに叱ってもらうの?」


ひぇーー!! 内緒にしてぇ!!


「ミント様と海水さま、いらっしゃい! 今のは内密にお願いします」


「考えておくね」

「うぅーん、どうしようかなぁ」


と笑いながら会場の中へ入っていくお二人の背中に、内緒にしてくださいね。と呟くよつ葉。



「何泣きそうな顔してるの?」


「あっ、くれは様! いらっしゃい。泣いてないよ。大丈夫です」


よつ葉の頭をぽんぽんして会場の中へ入っていく、くれは様。


もうそろそろ受付の終了時間と言うときに


「よつ葉ちゃん、間に合ったかしら?」


急いで来た様子のブーバン様。


「ブーママ、いらっしゃい。ブーママと一緒に会場に行っても良いですか?」


「良いわよ。ほら急いで行くわよ」


と、よつ葉を連れて会場に入ってくれるブーバン様。



会場内に入ると、皆様それぞれ盛り上がっている。


よつ葉の姿を確認した煉さまと紺野班メンバーは顔を見合わせ頷き合図を送る。


「それでは主役の登場です」


紺野君が第一声を発した。奥から舞花ママが出てきました。


ん? 舞花ママいつ来たのぉ?

よつ葉の心の声が溢れるところだった。みんながよつ葉を見てニヤリと笑っていた。



「煉、紺野班の皆さん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございます」


次に、煉さまがマイクを持ち前へ出る。


「皆様、紺野班の、あっ!もちろんよつ葉以外の皆様のご協力により、天野教授よりお借りしました秘蔵映像をご覧ください」


煉さまの言葉を受け、前原君が何やら操作する。


「うわっ、なに?」


「よつ葉ちゃん、静かにしようね!」


煉さまに、注意されるよつ葉。


スクリーンに写し出されたのは、オープンキャンパスのお手伝い学生をさせられている時のもの。


じゃんけんに負けて、教授に紙袋を手渡され中を覗いて文句を言うよつ葉の姿。


お祝いに参加してくださった皆様がスクリーンに注目している。着替えさせられ戻ってきたところから映像が再開される。


ピンクのミニスカートのナース服を着せられ、天野教授に「ミス看護学部」と書かれたタスキをさせられて看護学部のブースで受付嬢をさせられているよつ葉。


「よつ葉ちゃん、似合ってるわよ」

「よつ葉ちゃん、スカート短いわよ」

「おぉ!」


色々感想が語られている。


やっと映像が終わったと思ったら、これまた恥ずかしい映像が流れ出した。


看護学部での出し物、ゆみちゃんと美羽ちゃんとよつ葉が選ばれている看護学部で『ラブライブ』をさせられている時の映像。


コスブレをして歌って踊っている映像がスクリーンに写し出された瞬間、ゆみちゃん、美羽ちゃんが「うわっ」と驚いていた。よつ葉はミ二スカートのナース服の映像を流された時点で終わっていたから諦めもついていた。


「舞花ママの復帰祝いの映像にならなくない?」


疑問を投げ掛ける。


「よつ葉、楽しいから良いのよ」


舞花ママが一言笑顔でくれる。


「でも、舞花ママの復帰祝いのパーティなのに」


「良いじゃない、この場に居るのはよつ葉のこと可愛がってくれている人ばかりでしょ? 楽しんで見てもらいなさい」


「はぁい!」


母娘の会話を、紺野班メンバーが微笑ましく見ていた。普段見られない光景なので見守っている。


衝撃映像が落ち着いた頃に、


「老健実習の時、カラオケしたらしいじゃないの! 歌っちゃったら?」


ブーバン様が、よつ葉に無茶ぶりをする。


「ブーママそれは内緒で!!」


「そんなん、みーーんな知ってるわよ(笑)」


「・・・・」


大人しくして時間が流れるのを待つよつ葉。


それぞれ会話をしたり、お料理を食べたり飲んだりと賑やかな宴になっています。




煉さまの企画を紺野班メンバーが引き受けて、このようなお祝いになりました。


「舞花さま、今度入院したら小野が担当ですよ」


紺野君が挨拶をしました。まだまだ続くお祝いの宴。皆様、楽しんでくださいね。


よつ葉が酔っぱらったら、介抱してくださいね♪


皆様、かんぱーーい!





舞花ママの活動報告からよつ葉とも交流ある方を限定で事後報告ですが登場していただきました。困るよぉ!と言うユーザ様がみえたらメッセージください。速攻で修正させていただきます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 盛り上がっている雰囲気が楽しい作品ですね。 生き生きしていて良かったです。
[良い点] よつ葉ちゃんらしい企画ですね! こんなパーティーなら皆んな喜ぶよ。 [一言] お祝いのパーティーに呼んでくれてありがとう。 実はボクもこの企画に手を上げていたんだけど、まだ書けていないんで…
[一言] よつ葉ちゃん、楽しいパーティーをありがとう。 皆に復帰を祝ってもらえてうれしいよ~。 これからもよろしくね!
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