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登校　途中

「カージっ！」

「うへっなに、ニノマエ。失せろニノマエ。」

突然だけど自己紹介！俺の名前はニノマエ！カジの幼馴染みだぜ！カジにさわるやつは片っ端から消してくから！よろしくな！

カジってのは、毒舌の可愛い可愛い俺の未来の嫁さん！可愛いんだけど言動がイケメンだから女子に人気なんだよなー、男子だったら捻り潰してたわ。

「ちょっと！カジちゃんに触らないでよ！カジちゃんはニノマエなんかより僕の方が好きだもんねっ♡」

「ニノマエもフミシも変わんない。あとハート付けんな。」

今のナルシストがフミシ。カジにベタベタくっついてる虫。いやゴキ●リ。

「カジちゃーん！ニノマエー！フミシ！おはよー！！！」

「うるさい。おはよ」

うるさいのがイツミ。フミシよりはくっつかないけどカジと仲良い。あと抱きつくのだけど、純粋にだからイツミは許すけどフミシは下心見え見えだから許さん！

え？俺？あっはっは。

「もう遅刻する。あとニノマエ離れて。鼻息荒いキモい。」

「はい。」

怒られた。キモいって言われた。もう生きてけない。

「フミシも手触ってくんな」

「照れなくてもいいんだよ♡」

「は？」

「ごめんなさい。」

はっwwざまぁwwwwww

「イツミも...なんもないわ。まあいいや、早く行こ。」

カジ、イツミに甘くない？

「えー！！ないの！！ねーねー！！！」

「うるさい。」