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第2話 座敷童子と計画?

お待たせ致しましたー

 だからこそ……沙羅(さら)は請い願うことにした。


 主ではなく……座敷童子の御方。


 颯太(ふうた)様に、である。



「……僕に聞いちゃうんだ?」



 主が少し買い出しとやらに出かけている間。


 沙羅は颯太様と二人きりで話が出来ることが出来た。


 普段であれば、店を一時的に閉めて……沙羅も連れて行ってくださるのだが。


 本日は、たまたま颯太様が来てくださったので……店は閉めているが、主は留守を颯太様に預けた。


 であれば、絶好のチャンスとやらだ!


 沙羅は……颯太様に己の気持ちと、身体の大きさへの秘訣を聞いてもらうことにしたのだ。



『……沙羅は、本気です』



 赤子の言葉ではなく、念話で颯太様とは話が出来る。


 あやかし同士なら可能ではあるようだが……主にはまだ無理らしい。


 これも、はがゆいことのひとつだ!



「うーん。柊司(しゅうじ)君を本気で恋慕っているってこと?」


『……はい』


「ふんふん。君は色々特殊だけどねぇ?」



 気に入りの扇子を開きながらも、颯太様はきちんと考えてくれていらっしゃるのか。


 沙羅の言葉を、戯言とは思っていないようだ。



『ですから……この身体を大きくしたいのです』


「……そうだねぇ?」



 扇子を閉じ、軽く沙羅の本体をそれで撫でると……何かを探っているのか、妖気が流れてくる感じがした。



『?』


「……うんうん。いい感じに霊気も循環しているし……これなら、僕が手を貸さずとも近いうちに変わるよ?」


『と言いますと?』


「……多分。今月中には、大きくなるんじゃない?」



 その言葉に、沙羅は嬉しくなった!


 主のお側に居られる。


 大きくなれる!


 隣に立てる!


 颯太様も何度か頷いてくださり、今度は手で本体を撫でて下さった。



『どれくらい……大きくなるのでしょう?!』


「うーん……今これだけど。多分、乃絵(のえ)くらいじゃない?」


『なんと!?』



 あの雪女と同じ大きさ。


 となれば……沙羅が想いを告げても、きっと何かしらの返答をくださるだろう!!


 ああ……主。


 沙羅はもっともっと、頑張りますぞ!!


 もっと……主のこぉひぃを口にせねば!!


 なので、主が出かけられる前に淹れてくださったこぉひぃを……すとろぉでちゅーちゅーと飲んだのだ。

次回はまた明日〜

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