アメリカ転勤前【九條家会談にて執事side】
九條家応接室には
旦那様、若旦那様、若奥様、対面にメイド長、コック長、陸様の家庭教師、ボディガード長が青い顔でソファーに座っている。私こと執事は、その後に立つ
旦那様曰く
5歳前後の男女の双子を虐待を受け姉が命を絶とうとし、弟がカッターの刃を握り締めながら助けを呼び、陸様が対応したが全てを拒否した双子達に名付け、記憶を封印させ妹弟として受け入れた事。出生届けも出してなかったので実子として九條家に迎える事、双子達がじいちゃま、パパ、ママ、りっくんと認識してる事。明日、私達5人で双子達に面会に行き、服や子供部屋の用意、勉強に必要な物、食事の対応、運動方法などを決めて欲しい事をおっしゃられた
じいちゃま辺りで皆様、お顔が気持ち悪いほどに破顔ヘロヘロですね。
特に旦那様は大丈夫でしょうか?魔王は何処へ……
明日は心して面会に望まないとですね
最後に旦那様が
「息子家族と双子達は半年後を目処にアメリカに転勤させる、陸が中学生になる迄の4年間だ。その4年で引っ越し先を探し屋敷を建てる。此処だと色々と面倒臭い。空と海を守る為だ。九條家一族は私が黙らせる」
聞いてなかったのでしょうか、若旦那、若奥様はビックリしながらも納得してました。
皆様どれだけ双子達を………若奥様、出産後になるのですが大丈夫でしょうか?