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僕と紡ぐ、終わりの童話  作者: 山田の中の山田
異世界行く前編
1/1

第0話 異世界転生・・・?

初めての投稿緊張するなぁw

俺は、なんということの無い普通の人生を送って・・・

居なかった!!

裕福な家庭に生まれ、生まれつき整った顔付きで何人もの女性を惚れさせ、ギターやらピアノやら、勉強やらスポーツ、ほんとに何をやっても、成功する・・・〈恵まれた人生を過ごしていた〉俺〈宮川 幸師(みやかわ こうし)〉は、子供の頃から現在高校1年生までの人生で、あるものにとりつかれていた・・・


「あってくれ、頼む、あってくれ・・・俺の番号・・・」

俺は、手に持っている、紙に書かれた自分の番号が、目の前の張り紙に無いか必死で見ていた、紙を持っていない方の手には大量の汗が吹き出ている

「あってくれ、俺の番号・・・75502番・・・」

目を平行移動させて、数字の列を見つめていくとそこには、75502の番号があった

「よっしゃぁーーー!!!!!!」

沸き上がった気持ちでジャンプをした俺は、横にいた人の足を踏んでしまった、バレていないようなので、そそくさと店の中に入っていった

「すいませぇーん、今日発売の[大戦闘スラッシュシスターズ]をくださーい!」

定価、8980円の、そのソフトを手にいれる権利である75502番の整理券を店員さんに手渡し、10000円を出し、舞い上がっていた俺は「お釣りは要りませんと」草いセリフをはいてしまう、半笑いの店員さんと自分の赤面は見なかったことにして、スキップで家まで帰った

そう、俺は、ゲームや、アニメ、等にはまっているオタクだぁ!!

「そういえば、こういうもの持って帰る時とかに、車に引かれたり、通り魔に刺されたり、したら、異世界転生とか、したりして・・・」

と、心の中で言ってたはずの言葉は、いつの間にか、口に出していたようで、通りかかった、同い年くらいの女の子に「何、あいつ、顔イケメンなのに、キモい独り言言ってる・・・」とか言われた、そりゃ、独り言言ってたのは悪いけど、何も聞こえるように言わなくても・・・

「邪魔だぁー!どけぇ!!殺すぞ!!」

出たぁ!異世界転生パターン!!

うーん、見るからに、ひったくりの通り魔だね

関わりたくないなぁー、ほっとくか

「死にてぇのか!!おい、どけぇ」

「きゃ!」

あ、さっきのキモいの子、転けた!

くそぉ、そのパターンか・・・

と思いながら、俺は走り出した

ひったくりの男は案の定、起き上がり途中だったJKの子に、持っていたナイフの刃を向けた

俺は、そのナイフを持っていた、手をスラッシュシスターズを持ってない方で掴み、スラッシュシスターズを持っている方の手でひったくりの男の顔面にパンチをぶちこんだ、ふらついた、ひったくりは体勢を立て直すと怒り狂った表情で、こちらにナイフを向けた

「てめぇ!!ぶっ殺す!!」

「無理だよ多分・・・」

まっすぐ、向かってきた、ナイフを避け、その腕を掴み捻った、すると、男はあっさりナイフを落とした、そのまま、もう片方の腕も掴み、両方の手を背中にやり、そのまま、道に男を倒しその上に自分が乗った

「そんな、一方的な戦いかたじゃ、ランクマッチはできないよぉ?」

「てめぇ、ぜってぇ殺す!!離せクソガキ!!」

「何で、自分を殺そうとする人を解放しないといけないの?」

「大丈夫ですか!!」

警察がやって来た

「まぁ、一応・・・」

「あとは、こちらに任せてください、事情聴取などがあるので、一緒に来てもらえませんか?」

「はい」

俺は、最初に標的にされた、JKの方へ行って

「大丈夫?」と、一言掛けるとJKは頬を赤く染め、「大丈夫・・・」といっていた

と、ホッと一息着いて、スラッシュシスターズの無事を確認しようと袋から、取りだそうとしたとき、突然、地面が発光して、魔方陣のような、ものが描かれた

「は?え?マジかよ!!転移の方(そっち)かよ!!!」

それが、地球で俺が発した最後の言葉だった・・・

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