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親方様

 ある四五六しごろく信長のぶながばれた。

親方様おやかたさま四五六しごろくにございます。」

 藤吉郎とうきちろう案内あんないされて、宿泊先しゅくはくさきてら中庭なかにわ玉砂利たまじゃりうえ四五六しごろく片膝かたひざをついてひかえていると、面長おもなが武将ぶしょう回廊かいろうわたってきた。


「そちのは、なかなか面白おもしろ鉄包てつほう使つかうそうだな。種子島たねがしま本格的ほんかくてきならったといたぞ。どうだ、鉄包隊てつほうたい指南しなんをしてくれぬか。みなはじめてでな。道具どうぐがよくても、うでわるくてははなしにならん。」

「もったいないお言葉ことば。せがれがいたらさぞよろこぶことでしょう。」

あとことはそこのサルにくがよい。」

 ほんの一分いっぷんほどのあいだのことだった。


親方様自おやかたさまみずからお声掛こえがけとは、よほどのことじゃ。なにせ、一度いちどへそをおげになられると、てこでもうごかんおかたじゃからな。」

 藤吉郎とうきちろう信長のぶながあつかいには苦労くろうしているようだ。

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