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 やつはなしによると、あとからわたしたのは子供こども練習用れんしゅうようつつだそうだ。一定いってい横回転よこかいてんしやすいようになかうずがあり、先端せんたんがぶれることなくんでいくという。もともと矢自体やじたい回転かいてんするようにつくられてはいるが、舞台ぶたいでは距離きょりによって加減かげんえて回転かいてんめているそうだ。

 しかし、十一じゅういちおもった。

普通ふつう横回転よこかいてんしたらがっていくだろう。」

 たしかに、回転数かいてんすうおおいとがってしまった。しかし、回転数かいてんすうすくないと風圧ふうあつさきげられ縦回転たてかいてんはじめた。

芸人げいにんだって苦労くろうしてるんだぜ。」


 十一じゅういちふるじゅう使つかってたま横回転よこかいてんするようにななめの螺旋らせんみぞをつけた。しかし、いくらゆっくり回転かいてんさせようがまるたま軌道きどうをそれた。

 かれたまのような円錐状えんすいじょうたま細工さいくした。しかし、結果けっか余計よけいひどくなった。先端せんたんかるすぎて、はやじゅうたま空気くうきされ前後ぜんごがひっくりかえってしまう。そこで、前半分まえはんぶんまるく、うし半分はんぶん棒状ぼうじょうにしてみた。たしてたまはゆっくりと横回転よこかいてんしながらっすぐんでった。まさにそれは、現代げんだいのライフルとおんなじだった。原理げんりはずっとあとになって解明かいめいされるが、棒状ぼうじょううしろでは空気くうきうずき、たま縦回転たてかいてんするのをふせいでいた。

 これならば、つつをよりみじかくし、かるくすることができる。ただ、じゅうはできたものの手間てまのかかるなめらかな曲線きょくせんたまをつくる職人しょくにんがいなくては実用じつようにならない。

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