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安土城下

 十一じゅういちにとって、城下町じょうかまち退屈たいくつだった。たしかに、じゅう手入ていれの仕事しごとはある。しかし、それも何日なんにちつづかない。ひまなときは、もっぱらもっと精度良せいどよたまばないものかとなやみながら道場どうじょうおもてからしろほう見上みあげてごしていた。


「にいー、こわかおして。」

 突然とつぜん十一じゅういちまえ見知みしらぬわかおんなあらわれてかれかおをのぞきむ。

化粧けしょうにおいがする。」

 十一じゅういちは、おさなころから大人おとなじってじゅうはなしをしていたので、じゅうのことなら夜通よどおしでもはなしができたが、普通ふつう会話かいわとなるとさっぱりである。

火薬かやくにおいがする。」

 おんな十一じゅういちかえした。


 おんなやついてやつとんだ。やつ物小屋ものごやげいをしていた。十一じゅういち原始的げんしてき武器ぶきには興味きょうみかった。たん力加減ちからかげんげいだろう。

「そう、おもうんならやってみなよ。」

 やつ十一じゅういち小屋こやうら練習場所れんしゅうばしょれて一本いっぽんぼうわたした。つつめて、いきおいよくまとめがけてく。

「カツン。カラ、カラン。」

 は、まとさるどころか、ぶざまによこになってたり、したころがった。きっと、つよきすぎたのだ。しかし、いくらやっても、さることはなく、したちる。

 やつつつると、そのままねらましていた。

「トン。」

 は、まと中央ちゅうおうさった。

「こっちでやってみろ。」

 やつ十一じゅういちべつつつわたした。

「トン」

 なかとはいかなかったが、今度こんどはささった。十一じゅういちには2つのつつともおんなじにえた。

たんくだけじゃはきれいにばない。」

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