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設定紹介1~11話まで(鬱展開が苦手な人向け)

短編「死んだと思ったら異世界で、しかも美少女の中で、歌姫をすることになりました」は、鬱展開っぽくて読むのがつらいと言われてしまったので、設定だけまとめてみました。

たぶん、これと「閑話 シエルと目覚め ※シエル視点」を読めば、12話以降の話にはついて行けると思います。


11話までのネタバレが含まれますから、それが嫌だという人は飛ばしてください。


と、いう体で書いていたのですが、なんだか途中でよくわからなくなってしまいました。

ここどうなっているんだとか、この設定は書いておいたほうが良いなど、コメントいただければ随時修正・加筆していこうと思います。

概要:

日本に住んでいた主人公は、夜行バスの事故で死に、生まれたばかりと思われる異世界の女の子の中で意識を覚醒させる。

女の子は牢屋の中で、手足に枷がはめられて、まともな食事も出てこないような状態。

生まれ変わったわけではなく、女の子に取り憑くような形として、次の生を受けた主人公は女の子と力を合わせて、この牢・屋敷から逃げ出そうと画策する。





世界観設定:

 魔法・魔術

魔法は基本的に、どういうものか解明はされていない。しいて言えば魔力と代償を犠牲に、別のモノを得ることができると理解されている。


魔術は魔法を体系化して、魔力のみで様々な効果を表すことができるもの。魔力を回路――全身をめぐっている血管のような器官――を循環させることが基本となり、詠唱もしくは魔法陣をもって、魔力を魔術の形に変化させることができる。

詠唱は「何が、どのように、どうなる」――炎よ(ファイラス)弾となり(バーラール)飛んでいけ(フラリエ)――という、3つの言葉からなり、詠唱した現象を起こすのに見合う魔力を循環させたうえで、操作して初めて魔術となって発現する。


魔法陣は魔法でも使われることがあるため、魔術陣ではなく、魔法陣と呼ばれる。

行っていることは、詠唱を文字に起こして――詠唱が魔法陣の文字を発音しているとも言われる――、円と記号からなる魔法陣に書き込んでいるだけ。3つ以上の言葉についても書くことができるため、より複雑な魔術を行える。


以上から、詠唱や魔法陣なしに魔術を使うことは、基本的にはできない。

しかし、魔法を使い何かを犠牲にすることで、より効果の高い魔術や、無詠唱魔術を習得することもできる。


魔力は各個人の"魂"に宿っているもので、魂は回路と結びついているので、魂にある魔力を回路に流し込み循環させている。

魔力を実用的な規模で持ち合わせている人は、少数であり、一般人だとほとんど魔術は使えない。

また、一般認識としては、魔力は体の中心から湧き出ると考えられている。

魔力の量は成長するとともに増え、一定の年齢になると増加が止まる。その後も、増加する方法はあるが、少なくとも一般には知られていない。

ただし、主人公はその方法を知っているため、現段階においてかなりの魔力を持っていると考えられる。



 職業について

この世界では、職業(ジョブ)と呼ばれるものを、10歳になった時に神から授かる――魂に刻まれる。

職業は神が魂に刻み込んだ才能と言い換えることもできる。

職業は無数にあるとされ、同系統の職業であっても、上級や下級などの位がある。

ただし、あくまで才能であり、それを延ばす努力をしなければ、下剋上は可能とされる。


各職業の最上位は、男性が「○○王」、女性が「○○姫」と言われていて、ひっくるめて王職や姫職と呼ばれる。

また職業には、カーストが存在していて、戦闘向きの職>生産向きの職>娯楽に関する職と肩身が狭くなっていく。

これに関しては、魔物が存在する世界で、どうしても武力が必要になってくるからと考えられている。逆に娯楽に力を注ぐほどの余力がない世界と、見ることもできるだろう。


基本的には、上位の職のほうが優位とされているが、最下層の娯楽に関する職業だけは、王職・姫職が嘲笑される傾向にある。

そのため、娯楽に関する王や姫を、「不遇王」「不遇姫」などと呼ぶこともある。

カーストの最下層は「歌姫」。不遇姫であり、一応戦いにおける効果もあるが、声が聞こえる範囲における無差別の強力な支援・妨害・回復など。


あまりの扱いの悪さは、かつて歌姫の力を使って魔物を集め、王都を襲撃し壊滅させた人もいるほど。

声が聞こえる範囲の生き物を集めているだけなので、歌姫は魔物に殺された。

ただし、不遇王・姫の扱いの悪さは、作為的なものがあるのでは、というのが主人公の認識。


また職業は、神と直接つながっていて――と思われていて――、自前の魔力がなくても、神が代替し特別な力が使えたりする。

例えば、剣士や戦士と言った職業であれば、極めることで無意識に自己強化魔術が使えるようになるが、その時の力は神様持ち。

魔術に関する職業であれば、無詠唱魔術もできる。


職業は神によって決められるため、基本的に選ぶことはできないが、10歳までの間に何をしたのかによってある程度は方向性が決まるとされる。

例えば剣の稽古をし続けていたなら、剣士や戦士など剣を扱うような職業になりやすいし、畑仕事を手伝っていれば農民になりやすい。

家が裕福であれば、子供に好きな教育をさせることができるため、狙った職業を授かりやすいという面がある。



 社会について

王や貴族が治めている社会であるが、主人公たちが屋敷に閉じ込められているため、11話段階では詳しいことは不明。

閉じ込めていたのは公爵なので、主人公的には貴族の力が弱くあってほしい。

言葉は地球にあるそれとは、別のもの。





人物設定:

 エインセル 元男 11話段階で生前の年齢は不明 歌姫

本作の主人公その1。元日本人で、死んだら異世界で女の子に取り憑いていた。

死んだことを覚えているためか、一般的な転生だと認識していた時には、死んでも仕方ないかなくらいに感じていたが、自分があくまでも取り憑いたような存在で、女の子は女の子としてちゃんと生きていると知ってからは、彼女の状況に怒りを覚えるようになる。


生前の情報は日本人であること、夜行バスが事故って死んだこと。

あと、歌うことが好きだったので、頻繁に歌っている。


取り憑いた女の子――シエルメールの身体を、彼女が眠っているとき、彼女から許可を得たときのみ動かすことができる。

それ以外は、基本ポジションは彼女の中。感覚は共有していて、会話くらいはできる。

幽体離脱よろしく、少し離れたところまでは動くことができて、その時にはぼんやりと光っている何かがあるといった外見をしている。


声も外見も、エインセル自身以外には、シエルメールにしか知覚されない。

シエルメールが10歳の時に、一緒に"歌姫"の職業を授かった。

歌姫の支援範囲は、声が聞こえる範囲まで。エインセルの声はシエルメールにしか聞こえないので、あとはお察し。


またシエルメールを守るために、魔術を使えるようになったが、無意識のうちに魔法を使い「攻撃魔術と回復魔術」の才能を犠牲にして「結界・探知・隠蔽魔術」を強化している。

無詠唱はもちろん、魔術を使っていることを人に察知されにくくなった。ただし、攻撃はできない。

出来て、水を温めるとか、冷やすとかレベル。


エインセルは、シエルメールと会話できるようになった時に、自分でつけた名前。日本で使っていたものではない。

またシエルメールも、エインセルが付けた。エインセルとは、とある妖精の名前を拝借している。

それから、シエルメールの周りに碌な男がいなかったことから、男性恐怖症になっているかもしれないということで、性別を隠している――女性っぽくなるように、常に敬語で話して、一人称もわたしにしている。


声はシエルメールの身体の時には、彼女と同じ声になるし、魂だけの状態であれば中性的に聞こえているため、それで怪しまれることはない。



 シエルメール 女 11話段階で10歳 舞姫

主人公その2。エインセルに取り憑かれた女の子。

エインセルに対する信頼感が強く、何よりもエインセルが好き。エインセル第一主義者。

リスペルギア公爵の子供であるが、その公爵によって、生まれて間もない時から牢屋+枷で捕らわれている。5歳の時に公爵の手によって、破瓜の血を採取されたので、純潔を失った。


閉じ込められていたが、普通に会話できるし、文字も読める。

環境が環境だったために、普通の子供よりも大人びらずにはいられなかった。

職業は、不遇姫である舞姫。エインセルがやってきた時から、その歌に合わせて体を動かし、大きくなるにつれてそれに合わせて踊っていたのが原因だと思われる。

舞姫はあらゆる踊りや舞を行うことができ、雨ごいなど天候も操ることができるし、剣舞など戦闘でも役立てなくはないが、全力を出すための条件が厳しい。

音楽に合わせなければ、下級剣士程度の戦闘力しかない。


ただし、エインセルの歌は音楽認定されているため、エインセルが歌姫の力を使って歌えば、支援効果+全力の舞姫の力を発揮できる。

閉じ込められているときに、公爵に言われ魔術や魔法について書かれた本を一部屋分読破しているうえ、エインセルが曲がりなりにも無詠唱魔術が使えたこともあり、魔術が堪能。舞姫の力を使えば、無詠唱で発動することも可能。ただし、エインセルが守りに力を入れているため、シエルメールは攻撃に力を入れている。


金髪碧眼だったが、閉じ込められているときに、とある薬を飲まされて、髪が真っ白になってしまった。



 リスペルギア公爵 男

シエルメールを閉じ込めていた、実の父親。

見た目はダンディなおじ様だが、表情などで台無しになることがしばしば。

閉じめていた理由は、神の破瓜の血が欲しかったから。

我が子に神を降ろす魔法を使用→降ろした神が馴染み娘が神と同化したところで血を摂ろうとしていた。

この魔法がシエルメールにエインセルを取り憑かせたと思われるが、公爵はエインセルのことを知らない。


神降ろしを失敗したため、今度はシエルメールを魔術職にして、実験の手伝いをさせようとさせる。

しかし、結局シエルメールが得た職業は、舞姫。

魔術職にならなかった=勉強をさぼっていたとして、無能だと判断したため、シエルメールを別の貴族に売りつけて、次の実験のための費用を手にした。




補足:

売られた後、馬車に乗せられて貴族の屋敷に向かっていたが、エインセルの歌姫の力を使い魔物をおびき寄せ逃げ出すことに成功する。というのが、11話まで。

馬車に乗っていた人や馬車の護衛はほぼ全滅していたため、2人も死んだと思われることだろう。

たぶん、職業設定があり、主人公2人はピーキーな能力であるが、合わせることでチートっぽい強さを手に入れられること。

エインセルの結界や探知魔術が頭おかしいこと。

2人の仲は良いけれど、特にシエルメールからエインセルに対する好感度が、非常に高いこと。

逃げ出すまでは、2人は完全に世間から隔離されていて、常識すら危ういこと。


この辺りがわかれば、目下のところは問題ないのではないかなと、思わなくもないです。

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