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部活動 2-5.10

さあ、やっと、やっとたどり着きました。


混浴です。


お色気タイムですw


気楽にお読みください。


ここまで読んでいただいて、感謝です。楽しんでいただくと幸せです。


ではでは~

「正輝君、かゆいとこは無い?」

「ああ、大丈夫」

リア充堀田さんは、弥刀さんに髪を洗ってもらっている。


(おおー、リアルリア充。あれ?リア充だけで充分だっけ?)

鉄臣君、どうでもいいことを思案しているところに

身体を洗い終わった4人の女子が湯船に入ってきた。

鉄臣君、女子が縁を乗り越えるときに、水着のボトムに目が行きそうになるのを必死にこらえる健全な少年だった。


「鉄臣、目がいやらしい」

鉄臣君の左に収まる久遠寺さんがプイッとむくれる。しかし口元がにやけてる。


「気持ちいいですぅ」

「ほのかちゃん、そればっかり」

「すごいなぁ。こんなお風呂って映画とかに出てきますよね」

迫田さんはスポーティーなデザインでオレンジのビキニ。胸がお湯に浮いて、ジャグジーの泡で微妙に揺れる。


鉄臣君、つい、じっくり見てしまった。まずいぞ!

鉄臣君の右から桃園さんが腕をつねる。

「痛った!」

「もう、エッチな目はダメですぅ」

「鉄臣君、知り合ったばっかりの子をじろじろ見るのは、よくなくてよ」

「鉄臣、そんなに胸が好きなの?」

「そんなぁ冤罪ですよ。たまたま正面に迫田さんが座っていたからでー」

「三石さん、エッチで失礼ですね」

「男は女の子をついつい意識して見るから仕方ないんです」

鉄臣君、言い返すと迫田さんが胸の前で腕を組んで隠す。

「もう、エッチ!」

「鉄臣、よそ様に迷惑をかけるくらいなら、わたしが耐えるわ」

「鉄臣・・・くん。あたしも我慢するよ」

「鉄臣君、わたしのを見て良いから、犯罪者にならないで!」

「みんな、人を変態みたいに言わないで。お願いします!(心が折れそう、目のやり場に困るし)」



「ねぇ、ねぇ、わたしたちも入るから詰めて」

リア充カップルが湯船に入ってきた。


5人が少しづつ詰めていっても、大きめの浴槽がさすがに7人入ると狭かった。


「じゃあ、俺、上がります」

立ち上がろうとする鉄臣君をほっそりとした柔らかいはずの6本の腕が思いのほか力強くがっちり押さえ込む。

「「「ダメ!」」」


今の状況

時計回りに鉄臣、久遠寺、上り口、堀田、弥刀、迫田、楠木、桃園


最初は気恥ずかしさも残っていたが、慣れてくると今日あったことやで会話が弾む。

鉄臣君、堀田さんの眼鏡無しバージョンが新鮮な体験だった。

それよりもカップルの水面下での恋人つなぎが気になって仕方がなかった。


鉄臣君、久遠寺さんと桃園さんの膝が触れてることに気づけ!楠木さんが迫田さんに負けじと胸を浮かせてるぞ!


<作戦変更!>

鉄臣君、何やら声が聞こえたような気がした。

「二人とも大きいのね、羨ましいわ」

久遠寺さん動く!彼女は正面に座っていた楠木さんと迫田さんの胸を揉み始めた。

「「キャッ」」

鉄臣君からは、背面が大きく開いて綺麗な背中が惜しげもなく露出され、お尻からお湯が伝って流れる水着の後ろ姿だけが見えていた。。


堀田さんは弥刀さんに顔を抑え込まれ動けなくなっていた。


「あ、久遠寺さん、ちょ、ちょっと恥ずかしいぃ」

美少女との戯れにまんざらでもない迫田さん。

「わ、わ、あ、あの紫苑さん?」

突然のことで、言葉が出てこない楠木さん。


鉄臣君、呆然と前を見ている。桃園さんは誰からも気づかれず、そんな彼に寄り添った。



「もう!紫音さん、お返し!」

楠木さんが真っ赤な顔で久遠寺さんの胸を揉み返す。

「にゃー!!これは副会長の許しがたい反逆ね」

「セクハラの抗議です!紫苑さんもこんなの恥ずかしいでしょ。かわいい叫び声がその証拠です!」

「べ、別に女の子同士だから、は、恥ずかしくないわ。減るもんじゃ無いしぃー」

平静を装うも微妙に息は荒く、悶えているように見えなくもない。

「あー、開き直ったー。じゃあ、もっとこんなことしますよ」

「んふー、ど、どうかしたの?あおいさん」

「フフフ、紫苑さん、顔真っ赤じゃないですか?強情ですね」

「顔が赤いのはお風呂のせいよ。あおいさんこそ、弱点みたいね」

包み込むように鷲掴みする久遠寺さん。

「ぃ、紫苑さんも同じでしょ」

楠木さんは、負けじと揉み返す。

「あのー、わたしへのセクハラはもう終わりですか?」

二人の応酬は加熱していき、迫田さんは、なぜか残念そうだった。


鉄臣君、二人の会話と微妙な身悶えする久遠寺さんの後ろ姿を間近で見ていたため、もう立ち上がれないほど立っていた。浴槽から動けず、鼻血も出そうだ。よかったな、いいもの見れて。


鉄臣君の隣で桃園さんがのぼせて沈みそうになったのを受けて、胸揉み騒ぎはお開きとなった。


 = = = = =


「もう、何するんですか、紫苑さん。かな、!、かな、・・・かなり恥ずかしかったんですよ!」

(変な顔を見られたら、恥ずかしいじゃないですか。もう)

「ごめんなさい」

「急だとびっくりするので、続きのときは先に言っ「若葉ちゃん!」」

「クフフ、紫苑さん、作戦通り?」

桃園さんを涼ませるために浴槽から引っ張り出し、床に寝かせる4人だった。


堀田さんは弥刀さんがやきもちを焼くからとの理由で、鉄臣君は久遠寺さんの強権発動で手伝いを禁止されていた。


鉄臣君、自分の処遇に不満があった。

(堀田さんはともかく、なんでボクが手伝うのが禁止なの?みんなの見ている前で、いや見ていなくてもいやらしいことはことはしないけど。・・・今は湯船から出られなかったんだ。ホッ)


鉄臣君、改めて5人の水着姿を眺めると動くグラビアと思えるほど魅力的だった。

浴室はいい匂いがした。

いかがでしたでしょうか?


最後まで読んでいただいてありがとうございます。


まあ、実際はここまで過激にはなりませんが、

多少、大胆になったりすることはありますので、

高校生には刺激が強いということで。


夏にもなっていませんので、今回はこんな感じです。


次話予告!誰が大人の階段を駆け登るか! 乞うご期待!

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