部活動 5-7.12
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
ちょっと夏らしいお色気を
ではでは~
「チーフ、ひどいデス」
正座させられているケイティさん。
「はしたない言動は、桃園の品位を下げるのですよ」
『だってぇ、夏ですよ。お嬢様の水着ですよ。玉の輿が高確率なんですよ』
言い聞かせるクリスさんにヒソヒソと駄々をこねて返すケイティさん。
「お嬢様の水着姿は確かにお美しい。しかし、それとこれは別であると弁えなさい」
少し心が揺らいだようだ。
それをケイティさんは見逃さなかった。
「お嬢様はいかがですか?大収穫の予感であります」
悪魔のささやき。
「う、うーん」
すぐには答えが出なかった桃園さん。
もうひと押し!
『あっと、そうですね。ピンクだと、透けた時に裸みたいで一番目立ってしまいますね。小官、軽率でありました』
耳元でささやく、まるで悪魔のように。
『男性の視線を釘づけにしたりすると、ある方がそれを好ましく思わず、積極的にアプローチを・・・いえ、口が過ぎました』
この言葉で、桃園さんの視線がある方向で固定される。
「コホン。ソーデスネー、このまま、日焼けするのもお肌に良くないしぃ。わたしはTシャツを着ようおっカナ」
言い終わるのを待たずにメイドさんたちにTシャツを着せられた桃園さん。
メイドさんもTシャツを着る。
まだシャツは乾いているので、透けていない。
女子は、状況を飲み込んだ。
さすが現役部員といえよう。
女子は揃って<ケイティさんが自費で用意してきた白いTシャツ>を着用する。
仕事より熱心なところがクリスさんを呆れさせた。
= = = = =
昼の2時。
夏の太陽が照り付ける下で水鉄砲遊びが再開される。
目的は水遊びに変わり、メイドさんたちは、大型のポンプ式水鉄砲を持っていた。
「やはりこれくらいの重量がしっくりしますね」
クリスさんは、タンクが満タンのなった武器を両手に軽々と扱う。
「三石さん、コレ使って」
鉄臣君、サフラさんから水鉄砲を渡される。
「試しに撃ってみて、顔でいい」
「いや、それはちょっと」
鉄臣君、間近だと躊躇する。
「大丈夫、中身はお肌にいい」
(化粧水とかかな?)
躊躇した鉄臣君を納得させたサフラさん。
「じゃあ、いきますよ」
「逝って」
鉄臣君、なんとなく違和感を感じたが、本人の依頼されたので引き金を引く。
引き金が思ったより重くて力を入れたら予想外の状況を招いた
≪とぴゅっ≫
「うわっ!」
鉄臣君、思わず叫んだ。
サフラさんの顔を粘性のある白濁した液体が襲った。
彼女の顎から粘液がトロリと滴る。
「あふ、若いメイドの顔が白濁した粘液まみれ」
「ひぃーーーーー」
鉄臣君、何をどうしていいか思いつかなかった。
「日焼け止め」
「あ、なんだ。って、なんてことをさせるんですか!」
鉄臣君、思わず年上であることも忘れて、敬語は使わなかった。
「いかがわしい想像したのは三石さん」
「ヒィーーーー」
鉄臣君、反論できなかった。
「サフラ、そのまま!」
ケイティさんがデジカメを向ける。
サフラさんはその声を聞くと鉄臣君の足元にペタンと女の子座りをしてみせる。
ケイティさんがすかさず連写した。
「ふー、これはいい、いい、とってもいい」
画像を確認すると大満足のケイティさん。
「お嬢様に観せてこよっと」
とんでもないメイドであった。
= = = = =
「お嬢様ー、おおーっ!!」
女子たちが水鉄砲で水の掛け合いをしていた。
その姿を見たケイティさんは、喜びを感じていた。
「いい、こっちもいい」
嗜好がエロ親父のケイティさんだった。
透けたTシャツ越しの水着を激写している途中、クリスさんの絞め技で気絶した。
「クリスさん、彼女はどうかしたの?」
一番近くにいたユートさんが心配そうに覗き込む。
「マーリンベルク様、ご心配には及びません。不埒者に懲罰を与えておりました」
「不埒者?」
「これです」
ユートさんにデジカメの画像を見せるクリスさん。
ユートさん、デジカメを受け取り画像を見ていく。
「ふーん、良く撮れてるね」
ケイティさんのカメラ術はそこそこらしく、ユートさんは不愉快ではなかった。
むしろ、誰かに見せるとした場合、照れくさいが恥ずかしくなく写っていた。
ある画像で固まった。
「カ、カ、カ、カナミィーーーーー!!」
クリスさんにデジカメを渡すと鉄臣君のほうに走り出すユートさんだった。
何事かと画像を見るクリスさん。
「サフラ、また、困ったことを」
任務を離れると問題を起こす部下に悩ませられるクリスさんだった。
= = = = =
「カナミ! サフラさんに何浴びせたんだ!」
「あーーー、やっぱり、こんな風になったぁ。サフラさん、もーーー」
鉄臣君、悪い予感的中。
「マーリンベルク様、三石さんは悪くない。硬い先からピュッて飛ばしただけ」
「え?え?サフラさんがシタの?」
「違う。三石さんが握って、かけてもらった」
「どうして、そんなことを」
「目に入って少し沁みる」
鉄臣君が止めることもできず、ユートさんとサフラさんの会話がどんどん大人の階段を上がって行った。
いかがでしたか?
ケイティさんの独壇場です。
次話をお待ちください。




