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部活動 5-6.15

ここまでお読みいただいてありがとうございます。


鉄臣君、ラッキースケベ発生ですが、相手が相手だったので、驚愕の方が勝っています。


ではでは~


「じゃあ、胸を弄んだ鉄臣さん。ユートライフェンの具合は?」

竹腰さんは、近くにくるなり爆弾発言をする。


「ちょ、誤解される言い方はやめてください」

「じゃあ、お胸をモミモミしたご感想は?」

「竹腰さん、あれはボクが立ちくらみを起こした時の事故ですから」

「ほーん。ラッキーな事故でしたねー」

鉄臣君、竹腰さんにおもちゃにされている。



「鉄臣くん、不穏な会話が聞こえているのだけど?」

「えろいし君、えろいし君、えろえろいし君」

「鉄臣クン、ほのかちゃんに続けてユートさんまで?」

いつの間にか桃園さんが戻ってきていた。


「先輩は、漢ですから、仕方ないですよねぇー」

「橘、勝手にしちゃダメなんだからね。女の子は心の準備っているんだから」

危険は去ったと判断したふたりの後輩は、戻ってくるなりフォローになっていないが否定的ではない言葉を口にする。


「カナミ、あとで感想を聞かせてよ。今後の参考にさせてもらうからさ」

「ユートさん、許してください。ほんとにわざとじゃないんで」

「わかってるよ。ほら、僕も女として、ほかの子と比べて、どうなのかなって気になるのさ」

「比べてって、誰のも触ったことなんかありませんよ。てか、ボクの感想なんか何の役にも立ちませんし」

「へぇー、どうしてだい?」

「どうしてって、パンピーがどう思おうと意味無いですよ」


「そうでもないさ。今まで異性に触られたことはなかったからね」

「すみません、ボクなんかが最初で。 全く意味のない事故ですし、忘れてしまっていいと思います」

「・・・コホン。訴える」

「え゛?」

「カナミが意味のない事故扱いで忘れようとするくらいにしか思っていないなら、訴える」

鉄臣君、ユートさんがなぜか悔しそうなのか解らなかった。


 = = = = =


「ユートさん、何の参考にするの?」

「いろいろさ、カナメ」


「さあ、三石君、エスコートに戻らないとバイト代出ないよ」

堀田さんが、結構過酷な言葉を投げる。


「あのー、ボクがこのまま続けていいんですか?訴えるとまで言われているんで、近くにいないほうがいいかと思うんですけど」

「それをユート君に言えるのかい?」

鉄臣君、堀田さんにヤレヤレとばかりに半ば呆れられていた。


「言えますよ。簡単じゃないですか」

「聞き入れられるかどうかってことさ」

鉄臣君、堀田さんの言っている意味が理解できなかった。


 = = = = =


「ねえねえ、ユートライヒェン。その、胸ってドキドキする?」

「ああ、イヤじゃなかったんだけど、・・・少し恥ずかしいかな」

「ふーん。それって鉄臣さんだから?」

「どうかな。よくわからないよ」

「えい!」

「ひゃ。ちょっと、マヤぁ」

「な、何かな?」

「ちょ、そんなにされたら。ん、ふっ、ん」

「おやー、ユートライヒェンは、ここが気に入ったのかなぁ」

「悪ふざけは、やめ・・・もしかして、かな」

「オラオラオラオラオラ」

なぜか立場が逆の竹腰さんが、顔を真っ赤にしながら、ユートさんの胸を揉みまくる。


「ヒィャー。痛い痛い、そんなにしたらー。マヤー、わかったからー。してもらえばいいじゃないかぁ」

「わ、わ、わたしは、うらやましくなんかないもん」

竹腰さんは、言い残すとプールに飛び込んだ。


 = = = = =


竹腰さんが、目の前でプールに飛び込んだ。

(準備体操しないと危ないよ)


「ユートさん、あの、ご迷惑をおかけしましたから、エスコートの役は「ダメ、辞めさせない」ですよねぇ。辞めさせないで当然ですよ」

鉄臣君、間違った返事を聞いたような気がした。


(ユートさん、日本語だから、間違ったんだよね)


「えーと【辞めさせない】というのは、結果を言うとそのままということですから「解ってるさ、エスコート頼むね」」

「ボクは相応しくないと「自分で言うのもなんだけど、僕は結構強情だよ」・・・でも、さっき訴えるって「それとこれとは別」」


「カナミは僕のこと嫌いになったのかい?気を悪くしたなら、謝るよ」

「そんなことはありません。ボクにそんな資格はありませんから」

「うーん、引っ掛かる言い方だな」

「そうですか?レベルが違うというか、身分が違うとさえ思いますけど」

「はっはー、誰か知らないけど憧れてる子に僕と一緒のところを見られたくないんだね」

「どうして、そういう話になるんですか?別に見られてもユートさんの近くに石ころがあるくらいにしか見えないと思いますよ」

「へぇー、僕は石ころに胸を触られたんだ。そんな石ころは、海に投棄してもらおうかな」

「ヒィーーーーー」

鉄臣君、いきなりピーンチ。


 = = = = =


「そろそろ部活を始めようかと思うんだけど」

「そうね、きっかけを作らないとみんなユートさんに話しかけるのも難しいものね」

喪部会長、副会長の拈華微笑(ねんげみしょう)


 = = = = =


「はいはーい、みんなちゅうもーく」

「さあ、喪部合宿を始めよう」

「「「「「はーい」」」」」


「じゃあ、三石君、何をしようか?」

「え?」

「喪部なんだから、君の提案が一番ふさわしいと思うよ」

「そんなー、俺夏休みって久しぶりなんですよ。ましてや、この船で昼飯前に何したらいいかなんて思いつきませんよ」

鉄臣君、堀田さんの突然振られて、慌ててしまう。


「うーん、困ったなぁ。君だけが頼りなんだけど」

「堀田さんたちは、夏休み何してるんですか?」

「僕は、勉強だよ。ここ数年は語学かな」

「え!じゃあ、弥刀さんと出かけるとかは?」

「三石君、わたしに振らないで。正輝君と知り合ってからは、おばさまのご厚意で習い事をいろいろとね」

部長副部長はなかなか忙しいようだ。


「うーん。喪部なんですねー」

鉄臣君、深く悩んでしまう。


「うん、とりあえずプールで泳ぐなり、ビーチボールで遊ぶなり、のんびりしましょう」

鉄臣君、悩むのを止めた。

いつも忙しいなら、小一時間のんびりするのもいいだろう。


鉄臣君、この後なぜか午前中、水泳部並みに泳ぐことになった。

いかがでしたか?


鉄臣君、前途多難のようです。


次話をお待ちください。

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