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部活動 5-5.1

ここまでお読みいただいてありがとうございます。


ストーカーは無事排除されました。


ではでは~

鉄臣君、達成感の朝を迎えた。


楠木さんのストーカーに対処できた。

昨日、楠木さんちに行ってなかったら、誰かがケガをしたかも知れない。

「男のケガと比べものにならないからね。いい仕事した」


メールが届いていた。

<久遠寺ですが、わたしを覚えていますか?>

「ヒッ。な、なんかメール送っとかないとダメなんだろうな」

>><花火を一緒に見ましょうね>

「送信」


<三石君、浴衣を貸すよ>

「堀田さん、気を使ってくれてるんだ」

>><お気遣いありがとうございます。洗濯が大変なのでご遠慮します>

「送信」


<先輩、初めてのお泊りです。いっぱいお話ししてください>

「橘さん、気が早いよ」

>><楽しみにしています>

「送信」


<三石君、誰かとデートした?>

「ククク。弥刀さん、相変わらずだな」

>><誰か紹介してください(血涙>

「送信っと」


<夏休みですが、夏バテしていませんか?夏は山荘に来ないのでしょうか?>

「迫田さんか。・・・堀田さんに連れていってもらえないと旅費さえ厳しいよ」

>><気遣ってくれてありがとうございます。元気です。山荘にはいけないと思います>

「送信」


 = = = = =


今日の献立は、お酢多めの冷やし中華。

少し塩気を効かせた釜揚げシラスを多めに大根おろしもトッピング。

涼し気に見えるように雪山に見立てて盛り付けてみた。

自家製のタレもアヤメさんの好みになるように調整した。


「麺は市販品です。ボクじゃ、手打ち麺まではできないので、すみません」

「フフ、そのうち頼むさね。じゃあ食べようか?」

「「「「「いただきます」」」」」


竹腰さんは少し不満そうだった。

「5人分あるんだね」

「はい、今日の献立なら、融通が利くからね」


「もう・・・ほら、お曾祖母様のところが狭くなるから、もっとこっちに寄ってよね」

「は、はい。すみません。だったら、ボクがそっちの隅に移動するんで」

「かな坊は、ウチの横で食べな」

「え、でも」

「ウチが雇ってるんだからね」

「ほらー、お曾祖母様も言ってるんだし」

鉄臣君、竹腰さんとアヤメさんに追いつめられる。


「フフフ、鉄臣さん今日もおいしいお料理ありがとうね」

「恐れ入ります」

鉄臣君、竹腰ママさんの言葉に恐縮する。


御堂さんは、たいそう気に入ったみたいだった。

上品ではあったが、休まずに食べきってしまった。

(これは、麺打ちも覚えないとダメかな)

バイトなのに料理にこだわり始めた高校生がいた。


 = = = = =


「さあさあ、今日は荷物持ちお願いね」

「はい」

「じゃあ、行くわよ」

「はい」


鉄臣君、食事を済ませた後、竹腰さんの荷物持ちとしてショッピングモールに来ていた。

女子の買い物は時間が長いと相場が決まっている。

(竹腰さんが気が済むまで付き合いますか)


「ねえねえ、鉄臣さん。わたしって何が似合うかな」

「そうですね。なんでも似合うと思いますよ」

鉄臣君、当たり障りのない言葉を返す。


「むー」

「な、なんでしょう?」

竹腰さんの睨みから視線を逸らす。


「もう、どれがいいか選んでくれないと!」

「えーと、ボクが選ぶの?」

「そ、それでいいのよ。鉄臣さんも堀田さんも男なんだし」

「ま、まあ。それはそうかもしれないけど、好みってあるんじゃ」

「わたしも着たいのがあるから、それはそれよ」

「じゃあ、ボクは関係ないんじゃ」

「婚約白紙」

「ヒィーーーーーー」

鉄臣君、伝家の宝刀で滅多切りにされた。


 = = = = =


「竹腰さんはスポーツタイプが似合うんじゃないかな。色は水色かな」

「ほほー。鉄臣さんはわたしをそういう目で見てるのね」

「え、えー? ボク、なんか失礼なこと言った?」

「クフフ。もう、そんなにオドオドしないの」

「そんな風に言われても・・・」


竹腰さんはハンガーにかかっている水着を物色しに行った。

鉄臣君は通路で待っていたが、水着が見つかったのか竹腰さんが手招きしている。


「ねえねえ、どっちが似合うと思う?」

「どっちも似合うと思います。いひゃいいひゃい」

鉄臣君、目の前の美少女に両頬をつねられる。

「見てないじゃない。適当な仕事をするんだったら、夕飯奢ってもらうから」

「え゛!ちょ」

「ほらー、どっちが似合うと思う?」

鉄臣君、竹腰さんが差し出した水着を見せられる。

困ってしまった。

どっちも割とセクシー系のワンピースだった。


「えーと・・・」

鉄臣君、焦る。

ニコニコしている竹腰さん。

選んだ方は試着して見せられる。

男として、高レベルなラッキーのはずだが、相手が竹腰さんだと立場的に異性として見るのが憚れる。


「どっちが見たい?」

「う!」

鉄臣君、見たい方の選択を強要されてしまった。

逃げ場なしの崖っぷち。


「じゃあ、こっち」

鉄臣君、胸元がVカットの方を選んだ。

もう片方は、フロントがヘソあたりから胸元までヒモで編み上げになっているタイプ。


「えへへー。じゃあ、試着してみるね」

少し紅潮した竹腰さんが試着コーナーに入っていった。

いかがでしたか?


竹腰さんの水着が気になります。


次話をお待ちください。

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