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8章 ---2(冬のお気に入り)
内田冬彦の 大好きなアニメキャラクターの
[小西ヒカル]
は あるアニメの女子主人公だった。
少しカゲがあるが その青春をとても
明るく生きて 少しでも前向きに
青春を楽しんでいく キャラクターだった。
そういうキャラの
[小西ヒカル]
を 内田冬彦は ゆがんだ愛情を込めて
コニタンというふうに 呼んでいた。
内田冬彦は そのアニメを見ては コニタンは
ボクの 恋人でムチャクチャにして
いいんだと 心の底から いつも
そう思っていた。
「コニタン だ~いすき」
と そのアニメを見ながら いつも快楽に
ひたる時もあった。
その様子は おぞましいのひと言としか
言いようが なかった。
それほどまでに
[小西ヒカル]
という アニメキャラクターが 内田冬彦にとって
とてもつもなく お気に入りだった。
お気に入りしすぎて 内田冬彦は
コニタンそっくりな 同級生がいると
二次元しか 興味がない その頭の中で
常日頃 思うようになっていた。
その内田冬彦が コニタンにそっくりな
同級生のことを ストーカーに近いことをして
バレずに 調べあげた結果 その同級生の
女子高校生のことを ほぼ調べあげて
しまっていた。
その女子高校生とは 伊原南という
あの木本愛の 仲の良い
親友だったのである。




