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私はまだ第二話…私が投稿されたら第三第四の話が…

短いです

鈴木はその青色のラインの上履きを木製の床に音が響くように、

少し踏み歩く強さを強くして歩いてくる


やはり、入学式だった為か、

床にはしっかりとワックスが塗っており、

天井にある電灯が床に朧気おぼろげだが

白い光となって輝いていた


そして5mくらい離れていた筈の二人の距離は、

今や机の幅、55cmしかない…


鈴木は、入学式の前に言えなかった事を言いに来たのだろう…


鈴木の顔はいかにも不機嫌そうだ


「貴由君…」


状況が状況だ…

俺自身、あまり今の鈴木とは話したくはなかった…

が、無視して帰る…と言うのは流石にどうなのか…


少なくとも、鈴木とは友人の筈だ

無視して帰ると今後の学校生活にも支障が出る…


いや、言い訳はいい…

単純に俺は鈴木のことをほおって置けない


仕方なさそうにため息をつき

どうしたんだ?と聞く…


「あ、あのね…さっきはごめん!!

出来れば聞かなかったことにして!!」


意外にも帰ってきたのは謝罪の言葉だった


多少、身構えていた俺は、緊張を解き、

何時もの笑顔で鈴木に話しかけた


「ははは、大丈夫だよ

気にしてないから」


その言葉を聞き、安心したのか、

鈴木も顔の緊張が解け、

何時もの笑顔に戻っていた


「で…お詫びに、何か食べ物奢ってあげるよ!!

ハンバーガーとか!!」


「え?いや…すまん…

佳奈かなが居るし…食べ物とかは…」


「…飲み物にしよっか」


「あぁ、すまないな」


そして俺達は飲み物を買う為、一緒に帰ることになった…


『ふふふ…上手く行った…

私が許す訳無いじゃん…』


鈴木は"笑顔の中"、"笑っていた"…



感想などお待ちしております


では!!

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