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無人島で50年も修行したら、強くなりすぎた件  作者: ダイス
冒険者始動編

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エピソード9:任務完了と評価

 護衛任務から、二日後。


 シオンの評判は、さらに高まっていた。


-----


「VIP商人の護衛を、一人で成功させたらしい」


「盗賊十人を、一瞬で制圧したって」


「化け物だな」


-----


 ギルドのホールで、噂が飛び交う。


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 シオンは、受付で昇格試験の手続きをしていた。


-----


「Aランク昇格試験は、一週間後です」


 受付嬢が、説明する。


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「分かった」


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「試験は、実技試験です」


-----


「どんな内容だ?」


-----


「ダンジョンでの、魔物討伐です」


 受付嬢が、答える。


-----


「指定された魔物を、倒してください」


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「了解した」


-----


「それまで、お待ちください」


-----


 シオンは、一週間の休暇を取ることにした。


-----


 宿で、シロと過ごす。


-----


「キュー」


 シロが、部屋で飛び回る。


-----


「成長したな」


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 体長が、五十センチになった。


 日に日に、大きくなっている。


-----


「このままだと、部屋に入らなくなるな」


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 シオンが、苦笑する。


-----


 その日の午後。


 クラウスが、訪ねてきた。


-----


「シオン様、お時間よろしいですか」


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「どうぞ」


-----


 クラウスが、部屋に入る。


-----


「実は、お礼に来ました」


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「もう、十分もらっている」


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「いえ、別のお礼です」


 クラウスが、小箱を出す。


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「これを」


-----


 シオンが、開ける。


 中には、指輪があった。


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「魔法の指輪です」


 クラウスが、説明する。


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「空間魔法が、込められています」


-----


「空間魔法?」


-----


「ええ。小さな空間に、物を収納できます」


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「便利だな」


-----


「ぜひ、受け取ってください」


-----


「……ありがとう」


 シオンが、指輪を受け取る。


-----


「大切に使う」


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「それと」


 クラウスが、付け加える。


-----


「もし、また護衛が必要な時は、指名させてください」


-----


「いいだろう」


-----


「ありがとうございます」


 クラウスが、頭を下げる。


-----


 クラウスが去った後、シオンは指輪を試す。


-----


 魔力を込めると、小さな空間が開く。


 そこに、物を入れられる。


-----


「これは、便利だ」


-----


 今まで持ち歩いていた荷物を、全部入れる。


 金貨も、武器も、全て。


-----


「身軽になった」


-----


 その夜。


 ダリウスから、呼び出された。


-----


「シオン、来てくれたか」


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「はい」


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「お前の評判を、聞いた」


 ダリウスが、言う。


-----


「すごいな」


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「そうでしょうか」


-----


「謙遜するな」


 ダリウスが、笑う。


-----


「お前は、間違いなくAランクの実力がある」


-----


「ありがとうございます」


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「だが、気をつけろ」


 ダリウスが、真剣な顔になる。


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「目立ちすぎると、妬まれる」


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「分かっています」


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「特に、貴族だ」


-----


「貴族?」


-----


「ああ」


 ダリウスが、説明する。


-----


「強い冒険者は、貴族に目をつけられる」


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「雇おうとする、のか」


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「それもある」


 ダリウスが、頷く。


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「だが、中には嫉妬する者もいる」


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「なるほど」


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「もし、貴族から接触があったら、気をつけろ」


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「分かりました」


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 一週間が、過ぎた。


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 昇格試験の日。


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 シオンは、ギルドに向かった。


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 試験会場は、都市の外にあるダンジョン。


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 ギルドから、馬車で向かう。


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 他の受験者もいる。


 五人ほど。


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 全員、Bランク。


 ベテランの冒険者たちだ。


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「お前が、シオンか」


 一人の男が、声をかけてくる。


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「そうだ」


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「噂は聞いてる」


 男が、言う。


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「すごいらしいな」


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「そうでもない」


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「謙遜するな」


 男が、笑う。


-----


「俺はバルト。よろしくな」


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「よろしく」


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 ダンジョンに、到着する。


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 入口は、大きな洞窟。


 暗い。


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「ここが、試験会場か」


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 試験官が、説明を始める。


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「これより、Aランク昇格試験を始める」


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 全員が、注目する。


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「ルールは、簡単だ」


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 試験官が、続ける。


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「ダンジョンの三十階層まで、潜れ」


「そして、ボスを倒せ」


-----


「三十階層……」


 受験者たちが、ざわつく。


-----


「制限時間は、三日だ」


-----


「分かった」


 シオンが、頷く。


-----


「では、始めろ」


-----


 試験が、開始された。


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