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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

酷いアンチコメを書かれたので、暴言をメールで返してみたら馬鹿ランド

作者: 山田 勝

 >それはそれとして、汚っさん。DQN自慢は十代までにしておけ。



 感想欄にいきなり暴言が来た。

 これで何回目だろうか?

『それはそれとして』とは何だろ?


 相手のプロフを見ると、評価した作品は全て☆一つだ。

 性格悪いな。


 だから、速攻でメールをした。



 >お前、ラリっているのか?

 >意味分からん。俺はお前の母ちゃんじゃないから怒った理由を説明せい!



 そもそも、DQN自慢をしていない。主人公は傍観者だ。

 伝える力が弱い子が多いな。


 と思ったら、感想を削除して遁走をした。


 本当に、こればっかりだ。

 何故だろう。



 残念ながら、いきなり暴言を伝えてくる者は多い。

 ストレス解消か?



 更に、『なろう』ではランキングが上にいくほど、アンチコメが多くなる傾向がある。


 何だろう。

 分からないを連発する方々。

 分からないおじさん。おばさん。お兄さん。お姉さん。


 作品の内容が変わるぐらいの誤字脱字報告をする方々。王都で戦っているのに、国境に直されたのは腹が立つのを通り越して、お前が作品を書けと言いたい。


 上から目線で馬鹿にする内容を書く方々。主に、文章力がない。ライトノベルだなとか。

 しかし、そいつはレビューで出来の悪い感想を書いている。


 ギリシャ神話ではない方のナウシカのID名で粘着している人を見かけた時は笑ったな。粘着された作者には悪かったが、こいつ絶対に男だろう。



 こういった方々のプロフを見ると、中には自分で作品を書かれている人を見かけたが非常にバランスの悪い作品だ。


 文章が上手いと装っているだけの小説。中身はない。面白くない。

 情感のみを羅列している作品。

 怪異の種明かしのないホラー

 10年以上前に連載が止っている作品一つのみ。



 ・・・何だかな。アンチコメを書く人が作品を書くとこうなるのか?

 それにしても総合で数十、100に行かないけど、本人はご満悦だ。何かを成し遂げたと思っているようだ。



 中には連載で総合7000ぐらいの人もいたが、これはマグレでもとれる数字だ。実際、ゴロゴロしていて、私も体験済みだ。

 嫌だな。勘違いして天狗になったのか。




 そう言えば、高得点の作品を連発されている方に感想を書かれたときは、丁寧に書かれていたな。

 これはシリアスではなくて、コメディでは?とか。



 う~む。


「あっ」


 アンチコメを読んだり。なろう批判者とかの投稿を見て気がついた。

 こいつら個人の思ったことを鶏のように鳴いているだけだ。


 何だろう・・・



 研究者がいないのだ。

 研究するほどでもないのか?


 一度、大学の国文科の教授に聞きにいったことがあったな。



 ☆☆☆


「ほお、ネット小説?申し訳ない。私は分からない」


「いえ、やはり先生から見て低級なのでしょうか?」


「そんなことはない。例えば、古代、日本の公文書は漢文だった。かな文字は私生活で使うものだった。そして、日本文学はかな文字で発達した。

 昔の文学は、崩れた場所で発達したのだ。そのネット小説も発展するかも知れない。

 今度、特講に来てみなさい。非常にくだらない絵巻物のマイクロフィルムの上映会だ」


「来させて頂きます・・・やはり、ネット小説は大学では研究されていない現状があるのですね・・」


「まあ、一つだけ言及すると、万葉集の有名な評論で、現代人では書けないと明治時代の文学者が言っていたのだ。

 熱量というものが文学に集中して神がかった作品が多く生まれているということだ。ライブみたいな性質もあったらしい。『場』の研究も進んでいて・・・ゴホン、失礼、脱線をした。

 ネット小説もそのリアルタイムで読者の反応が来るのなら化ける可能性があるかもしれないな」




 今にしてはとんでもない人にとんでもない事を聞いたな。

 この大学では、他分野の方が分からない事を聞く文化みたいのがあった。


 参考に、私がネット小説に興味を持ったのは、隠さずに言えば、けものフレンズ・・・の事件の時だ。


 最初は、うわ。2期失敗か?と思った程度だったが、知らないうちにネットで2次創作を探したのだっけ。


 結構、物語が人に与える影響が大きい。


 結局、アンチコメに関して言えば。




『アンチコメ、気にしなくて結構ですよー。削除しましょう』

『世の中にはやる気をそぐのが生きがいの人がいるのです。負けてはいけません』


 とプロの作家様も言っていたな。

 これで良いか。


『感想がつきました』


 赤字で連絡がきた。クリックしてみると。


 >分かりずらい。小説モドキだ。


 あ~、はい、はい、文学者っぽいID名に・・・高確率で作品を書いているな。


 うわ。また、ホラーか?ホラーなら、低得点でも良いのか?

 32点・・・で短編で途中までか。解決していない。文章もなろうだ。


 近況報告でなろうに小説モドキが多い。

 プロフィールで、指導は読者の使命。

 


 痛いな。こんな化け物久しぶりだ。

 10年以上前の作品、お爺ちゃん彷徨っているな。


 これ、悪役か準悪役に使えないか?


 いや、男だから女にして・・・・こいつを王様、王妃にして・・・


 頭の中に馬鹿の国が出来た・・・馬鹿ランドだ。


 これは決して心の健康に良くないので思考を停止して、

 ランキング上位の作品でアンチコメが続いているのに、丁寧に返信している作者様の真似をしようと決意したが、まだまだ先である。




 

最後までお読み頂き有難うございました。

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