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大扉の前で

「チッ、流石に最下層だな!」


ビルさんは出くわす魔物達が強者達ばかりなのを見て愚痴を言っている

このフロアに来てから更に魔物の種類が変わりサラマンダーから始まってドラゴン系統の魔物が次々と襲って来る様になった


「多分ボスはドラゴンね」

「多分な」

「おっと、言ってる側から!」


フロアの最奥に大きな扉がありその前には大型のドラゴンが台座の様なモノに鎮座している


「フロアボスなのかボスかのか分からないわね…」

「扉の前で待機してるんだからフロアボスの方じゃないか?」


あんな恐ろしいドラゴンを前にメンバーは緊張感なく話している

それが決して倒せない相手ではない、と確信しているかの様で安心出来るのが嬉しい


「向こうに気付かれる前に休憩を挟もう。下手をするとフロアボス、ボスと連戦になるかも知れないからな」


「「「「了解。」」」」


各々思い思いの場所に陣取って体を休める

俺と初音さんは水筒からお茶を出して軽いティータイムと洒落こんだ


少しするとビルがお尻についた土を払いながら立ち上がる


「よーし、そろそろやるか!」

「そうだな、よっこらしょっと」


軽く作戦会議をして気負いなくドラゴンへと近付いていく


!!グオッグアァァァーッ!


ドラゴンが俺達に気付いて威嚇を始める


「展開っ!ブレスには気をつけろよ!」


「了解!」


作戦は前と変わりなし。俺と初音さんが斬り込んでウィスさんが後ろで支援魔法攻撃と後衛の防御

ビルさんはウィスさん達の護衛と隙があればドラゴンに攻撃、ガイジさんはウィスさんの後ろで待機だ


前衛である俺達が近付いて来るとドラゴンの喉元がプクっと膨れた


「初音さん!ブレスが!」

「了解!」


初音さんは左に、俺は右に飛んでブレスを吐かせないように撹乱しつつ尚も接近する


ドラゴンはどっちに吐こうか悩んだがどうやら俺にブレス攻撃をする事にしたらしい


ブオッ、ゴバァァァーーー!


ドラゴンは火竜系だったらしく高温の炎を吐き出した


「熱ちちちっ!」


完全に避けたのだがその熱気だけでも相当熱い

直撃したら、と思うと流石にビビる


「いやぁっ!」ザスッ!


無警戒になった左側面から初音さんの斬撃がドラゴンを捉える

…が鱗が硬いのか剣先から火花を出しつつ表面を滑っていった


「やっぱり斬撃はダメみたい!」

「じゃあ後ろに下がって魔法攻撃の準備をしておいて!」


俺は初音さんを後ろに下がらせ1人ドラゴンと対峙した

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