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冒険者ギルドへ

初音さんに連れられてやって来ました!夢にまで見た「冒険者ギルド」でございます!


「ほえ~、此処が冒険者ギルドかぁ…」


「イメージ通りでしょ?」


「うん。ならず者が跋扈する実力の世界!正に冒険者!」


「ん~?誰がならず者だってぇ?」


あうち!?つい口が滑った事でギルドに併設されている酒場でダベっていた屈強な男の導火線に火をつけてしまった!


…これは酒場でケンカフラグか?


「がははっ!なぁ~んてなっ!一度こんな感じのセリフを言ってみたかったんだよぉ!」


…え?


何?このオッサン…何か嬉しそうに俺の肩をバンバン叩いて喜んでるし…


「やっぱり冒険者ギルドって言えば理不尽ケンカ勃発で主人公無双とかな!」


…やっぱりこの世界は日本人の転生者が多いんだな…

そもそも争い事が好きじゃない民族にケンカ吹っ掛けフラグとか成立させるのが難しいのか…


「おい、初音ぇ。この兄ちゃんは何呆けてるんだ?」


「ゴンザさん、あんまりヒロシ君をイジメないであげて?彼、転生したばっかりで右も左も分かってないんだから」


ゴ、ゴンザって…初音さんが和名だったから気付かなかったけどもしかして名前も異世界風に名乗っちゃうのが普通なのか?


…家族とかに聞かれたら切腹モノだな…


「そっかそっか!ヒロシ、初めましてだなっ!」


「は、初めまして」


「ん?ヒロシは何で容姿を日本人設定にしたんだ?折角異世界転生したならマッチョにするとか色々あっただろ?」


「あはは…気付いたら転生してて…」


「うーん?良く分からないが却ってその姿の方が目立ってるぞ?意外と良いチョイスなのかもなぁ!」


「あはは…そう…ですかねぇ?」


くっそ!こちとら初期設定イベントをスルーされてそのまんま転生してるんだよっ!

ってオッサンに文句垂れても仕方ないか


「ヒロシ君、こっちこっち」


「あ、うん」


初音さんに呼ばれてやって来たのは「あの」冒険者ギルドのカウンター


ラノベなら此処で冒険者登録してステータス見たら…げげっ!?みたいなハプニングがあって…


「…ヒロシ君、ヒロシ君?」


「あ、ゴメン。ちょっと妄想してた」


「そっか、じゃあとりあえず冒険者登録しようね」


。。。俺の冒険者無双ストーリーが今、此処から始まるっ!!

…投稿ペースだけが不安だな…

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