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おめでとう!

寒村の件は胸糞の悪い終わり方をしたがまぁそれが切欠となりガイジさんとウィスさんが夫婦になった

これだけでも十分明るい話題だろう


旅の途中で大したお祝いは出来ないがそれは帰ってから盛大にやるとして

今日は2人の為にささやかなお祝いをする事にした


予定では1日目に泊まる筈だった街に立ち寄り高級宿を用意した

外に出て良さそうなレストランを探してコースメニューを予約して時間が来る前までに2人へのお祝いを購入する


「ガイジさん、ウィスさんおめでとう!」


レストランの個室で俺達は2人の結婚をお祝いした


「ウィスさん、これ私達からのお祝いね」

「ガイジ、選別だ」


「皆…ありがとう!」


ウィスさんは感極まって涙ぐんでいる


「依頼が終わって村に帰ったら関係者全員で盛大に祝ってやるからな!」

「ショボい前祝いですけど勘弁して下さいね」


「ヒロシ…んな事ぁねぇよ!お前達やビルに祝って貰うのが一番だよ!」


あ、ガイジさんもウルウルしてる…カメラがあればなぁ


「ガイジさん、湿っぽくなってたら料理が冷めちゃいますよ?早速腹が爆発する迄飲み食いしましょう!」


「「「「おーっ!」」」」


俺達は大いに飲んで食べて何回となく乾杯をした


例の寒村の末路は自業自得とは言え皆の心にしこりを残していた

だからそれを忘れる様にはっちゃけて幸せを掴んだ2人を部屋に突飛ばした


「ガイジ、腰を痛めるなよ‼」


「ちょっ、余計なお世話だぜ‼」


「ウィスさんプレゼントした下着で2度と余所見しない様に魅了しちゃってね‼」


「初音ちゃんったら…(////」


2人を見送った後、ビルさんを加えて3人で街の酒場に行き飲み直す事にした


「ビルさん…僕の判断は間違っていたんでしょうか…」


「いや、あれで良いんだ。人は弱い生き物だ、だからこそ信頼を裏切ったらダメなんだよ…」


「せめて信じてくれてた人達が逃げおおせてると良いですね…」


「ああ。」


厳しい選択を迫ってしまったが依頼を終えたら帰りにあの寒村に寄ってみよう

罪滅ぼしという訳ではないが少数の愚か者達の為に村を棄てる事になった村人達には何らかのサポートをしてやりたかった

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