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感謝して欲しい

投稿する手間が取れなくなって来てしまいました…申し訳ありませんが少しペースを落として投稿していきます

「…そんな事を…」


「えぇ。」


「じゃあ…俺達はその…」


「多分ビルさんが想像してた事には至ってないと思いますよ?」


ゾンビの様に土気色になった顔が少し色を取り戻した様子だ


「昨晩は泥酔して皆で裸相撲を突然やりだして何故かそのまま全員が組み合ったまま寝てしまっていた」


微妙に疑惑を残す証言だが彼等は結局の所責任のない立場で城に招かれ貴族レベルの料理と接待を受けただけなのに偉そうに説教したので疑念はそのまま墓に入るまで持っていくが良い


全員にこの話をして回ると一時安心するが僅かに残った疑念で複雑な表情をしていた


命を賭けた大芝居を打った俺よりはリスクは少なかったのだからこの辺で妥協して貰おう


ガイジさん達は放置だ

このまま上手く行くが良い!

そもそも意趣返しを実行したのは2人の仲を急接近させる為だった


この世界の価値観(主に性)は男女共に意外とサバサバしていて特に冒険者達は貞操観念が弛い

だから一夜限りの間違いでお互いサラッと忘れる可能性もあるが何もせずに告白して玉砕するよりは良い思いをしただけ僥倖だろう


出会った当初から気さくに話しかけて来てくれたガイジさんへの友人としての援護射撃である


今日はピッチュ王が是非晩餐を共にしたいとの事で日中は自由行動となっていた


男性メンバー達は鉛の靴を履いたゾンビみたいな仕草で各々の部屋に引きこもり

俺と初音さんはお詫びを兼ねたデート

ガイジさん達は…頑張れ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


登城の際は良く見られなかったが庶民の居住区はとても豊かで賑やかだった


流石100万都市、雑多な店が並ぶ商業区はもうほぼ日本と変わりない位の品揃えだった

道具街なるエリアを楽しく散策してカフェでパフェを食べ洋服やアクセサリーをプレゼントして精一杯のエスコートをした


宿に帰る頃には完全にご機嫌だったので安心した


夜、城に招かれるのかと思っていたら王様が再び宿に乗り込んで来て驚いたが此処は宿というより迎賓館なのだそうだ

道理でちょいちょい変だな?とは思っていたが迎賓館なら納得だ


晩餐を楽しんでいると王様が隣に来てはしゃいでいた

きっと彼は幼い時に王位を継がされ友達がいなかったのだろう

邪気を抜かれた彼は正に年齢相応の無邪気さでにこやかに帰って行ったのだが…


翌日彼を守ろうともせず逆に盾にした側近達の粛清を実行したと聞いて流石一国の王様だと思った

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