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王様との謁見 part2

「…そんな嘘八百、一体誰が信じてくれるんですか…?」


「ん?良く考えたら俺達シェイドは素材の回収依頼と崖下の状況調査の依頼しか承ってないからな」


…ブルータス、お前もかっ!


ビルさん達は早速責任を全て俺達に丸投げした

とは言え今回は俺の不手際で起こった事件だ

ソコに初音さんを巻き込んだらダメだよな…


「…分かりました。じゃあ初音さんも除いて下さい。万が一バレて処刑されるなら俺1人で十分です‼」


「ヒロシ君‼そんなっ!?」


「いや、初音さんはアリバイもあるしもしそれが露見したら更に処罰が増える事にもなります

ここは俺1人が大見得を切ってやりますよ!」


漢らしく立ち上がって言い切った俺を皆さんが憐れみの目で見つめている


「ヒロシ…カッコいいぞ、と言いたい所だが足が生まれたての小鹿みたいだぞ…」


むぅ…折角男気を見せたのに体が言う事を聞かない

ガクガクプルプルと笑う膝をぶん殴って更に語気を強めた


「いえっ‼不始末のケツは自分で拭いてこそ漢ってモンですよっ‼」


無謀過ぎる作戦に誰もが諦めた様な顔を向けて来るがそんなの知った事じゃない‼


「という訳で!。。。今から俺に優しくして下さい…グスッ…」


情けない姿に同情したのかシェイドの皆も俺を腫れ物でも扱うかの如く接してくれた


初音さんがいる手前上げ膳据え膳って訳にはいかないがギルドに転移依頼を出して街に繰り出した俺達は

キャバクラや風俗で接待を受け、朝になる迄遊びまくった


勿論初音さんやウィスさんには

「漢同士の付き合いだ」

と言いくるめて先に帰した上でだ


「いや~ん♪ガイジさんったらぁ~☆」

「ふひゃはははっ、良いではないか、良いではないかっ‼」


「…本来労って貰う俺よりもこの場を楽しんでる男がいる件についてだが…」


「…面目無い…」


性接待とも言える魅惑のイベントだったのに結局徹頭徹尾ガイジさんがはしゃいだ為に遊びまくったのはガイジさんだけだった


完全に乗り遅れた残りの面子ははっちゃけるガイジさんの横でしんみりと通夜の様に男同士で語り合っていた


まぁ羽目を外す必要もない位潤ってはいるのだが「ちょっとだけ」夜の蝶達とのバカンスを夢見たのは漢の哀しい「性」だろう


「やっぱり1人で背負うのか?」


ビルさんは俺に決意させた事を後悔しているらしくそんな物言いで質してきた


「はい。却って1人の方が露見する確率を減らせますしね」


「。。。策士だな。。。」


「えぇ。。。」

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