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チュートリアルってヤツですか?

「初めまして、新人さん。私は初音。ようこそ異世界へ‼」


「あ、俺はヒロシ。やっぱり異世界なんですね?」


「うん。私の場合は病気で死んで気付いたら此処に、ってヤツね。貴方は?」


「あー…トラックに跳ねられて此処に」


「あるある系ね」


「はぁ…まぁそういう事っすかね?ところで此処は…?」


「あー、じゃあ転生の先輩である私がザッと説明しちゃうわね」


あら?現実に転生したらあり得ないと思ってたけどチュートリアルっぽいイベントは用意されてるんだ?

…意外と親切設計なのね?


「此処は異世界。そしてコノワタ村。この世界は魔物と魔法が存在する中世設定の有りがちパターンね」


オイオイ、いくらチュートリアルとは言えぶっちゃけ過ぎじゃないか?


「…あの…」


「あー、夢がないって事を言いたそうね?でも私も転生直後に此処に辿り着いたら同じ説明されて速攻でゲンナリしたから大丈夫。」


…一体何が大丈夫なのだろうか?


「で、ここではお約束のチート能力を使って皆好き勝手に生きてるわ。以上。」


「!?早っ!?そして雑っ!!」


「アハハ、だよねぇ?私もそう説明されて思いっきり混乱したもんよ」


「ですよねぇ…」


「まぁ新人さんだと泊まる場所もないんだろうから私の家においでよ。落ち着く所が見つかる迄泊めてあげるよ」


「えっ!?」


こ、こんな美人なお姉さんと一つ屋根の下でど、同居!?


。。。悪くないな、此処!


「あー…大体創造出来るけどムフフな展開はないわよ?それに私、元男だし。」


「。。。ふわぁぁっと!?」


「っ!?あー、ビックリした‼突然奇声あげちゃう人なの?」


「えっ!?あっ…いやっ…」


「あっ、そうか‼肝心な所を説明するのを忘れてたね。この異世界に転生する時は自分の容姿や性別、能力とかが初期設定で選べるのよ。

脳筋ムキムキ勇者でもケモミミ美少女でも選び放題‼

ある意味マニア垂涎の異世界設定だよねぇ~」


そ…そうなんだ?

となると…惚れた相手が元男って事も普通に発生するのか…

元オッサン同士が乳くり合ってるシチュエーションとか…耐えられねぇな…


「何か設定が緩い世界ですね…」


「まぁね。何せラノベとかにあるノルマ系がないから皆自由気ままにはっちゃけてるよ?」


。。。それって楽しいんスか?

初日という事で多目に投稿しましたが…ペースを維持出来るのだろうか…?

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