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笑い者にされました

「ギャハハハハッ‼何だそのスキルはよぉ!?デタラメじゃねぇかっ!」


野盗を殲滅した後ガイジさんが大爆笑しながら俺の肩をバンバン叩いて来た


「ちょっ!?それは言い過ぎだって‼」


ウィスさんは慌ててフォローを入れたが笑い過ぎているのか声に力がない


「…プッ‼…すまん。つい…」


ビルさん?何ならツッコミますよ?


「と、とにかく無事だったんだから良かったじゃない」


Oh…マイスイートハート…

初音さんまで肩がガクガクだよ…


ひょんな事から発動した「ツッコミ」スキル

軽く考えてみたけど相手の言葉(ボケ)に対してツッコむ形で発動したのだとしたら…結局使えないスキルなんじゃ?


。。。


その現実に辿り着いてしまった俺の両目からは心の汗が滔々と流れ落ちていく


「え?な、何も泣く事ぁねぇじゃねぇかよ‼」


からかい過ぎて泣き出したと思ったガイジさんが慌てて慰める


「酷いよ、ガイジ‼ヒロシ君だって必死に闘ったのにさ‼」

「そうよ‼別にしたくてそうした訳じゃないのに‼」


…ウィスさん?初音さん?

さっきまで一緒に笑った癖に説得力がありませんよ?


「と、とにかく!無事野盗共を殲滅出来たのは僥倖だったなっ!」


ビルさんも何良い感じにまとめようとしてるンすか?


途中からスキルを多様して無双したお陰で原型を留めていない野盗達の死体を一ヶ所に集めて焼却する


装備していたモノは剥ぎ取って持ち帰りギルドの警備部に渡し犯人の特定が終わった後で俺達に差し戻されるそうだ


「野盗達の装備なんてゴミ同然だけどまぁ晩飯一食分位にはなるだろ」

「それに時々お宝装備してる時とかあるしな」


シェイドのメンバーは剥ぎ取った遺品に対してさして気にも留めない様子だった


俺も人を殺した罪悪感に苛まれるのかな?と思っていたらその日はスキルを使ったせいか爆睡して次の日爽やかな朝を迎えた


転生したお陰でモラル面が変化したのだろう、と思う事にしておこう


想像以上に被害が拡大していた毒団子事件は2週間弱の調査結果を以て落着した


調査報告書と大量の素材を持ち帰った俺達をギルドの局長が揉み手で出迎えたのにはビックリしたけど…


その後タンバ局長が言った言葉に俺は更なる不安を覚えたのは内緒だ

発言する事で余計なフラグを生まない為にもここはお口にチャックだ!

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