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勘違いしてない?

朝、ギルドに来てステータスチェックを行ってからどの位の時間が過ぎたのだろう…


気付いたらテーブル一杯の「皆からのお供え物」が並び皆の優しさに泣いたら更にお供え物が増えてしまった


肩を叩いて励ましてくれる人、後日飲みに誘ってくれる人、その優しさに泣きながらお供え物を食べ始めたらギルドカウンターの向こうで受付嬢さんがもらい泣きしていて更に泣けた


え?確かにスキルは得られなかったけど何でこんなに優しくしてくれるの?

でもこんなに優しくして貰ったの、初めてかも?

と思ったらまた涙が出て来た


いつの間にか俺が座っているテーブルを中心に人垣が出来ていて皆励ましてくれたり勇気づけたりしてくれてた


そんな時間を過ごしていたらシェイドのメンバーと初音さんが戻って来たらしく

湿っぽくなっていたギルドに仰天し、その中心に俺がいた事にビックリしていた


「ね、ねぇ?何があったの?」


なるべく傷口に触れない様に優しく語りかけてくる初音さんにまた泣けてきて俯いて肩を震わせているとシェイドのリーダー、ビルが横に来てグッと抱擁してくれた


「良く分からんが辛い時は泣いて飲んで忘れちまった方が良い」


男の優しさは普段ならノーサンキューだが何故か今は頼もしい


結局何も言えないまま「ヒロシ君を励ます会」みたいな流れになって皆浴びる様に酒を酌み交わし始めた


…え?俺って可哀想なの??


雰囲気に呑まれて何も言えないまま飲み会は佳境を迎え酔った人から順繰りに去って行った


最後に残ったシェイドのメンバーも酔い潰れたビルさんを抱えて帰って行った


残された初音さんと俺は家に戻ったのだが何故か初音さんは「今日は思いっきり甘えて良いよ?」と言いながら服を脱ぎ始めた


え??やっぱり俺、可哀想なの?


何で皆が優しくしてくれるのか、さっぱり分からないまま初音さんに身を委ね言葉には出来ないサービスを堪能させて貰った


ー翌朝ー


アカン!


冷静に考えたら皆に優しくして貰う様な原因が見当たらん!

かと言って「なーんて☆」とか言ったら簀巻きにされてタコ殴りにされそうだ…


うん。この事は心の金庫にしまって墓場まで持って行こう。

俺が言わなきゃ誰も傷付かないし怒らないんだ。


固い決意を胸に立ち上がろうとしたら初音さんが後ろから抱き締めてくれた。全裸のままで。


…もうちょっとだけ甘えておこう

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