ステータスの更新
ティローン♪ティロティロティロティロティロティロティロティロ…
だぁ~~~~~~っ‼うっさいっ‼
毎朝毎朝こんな騒音で起こされてたらノイローゼになっちまう!
ランクアップだか何だか知らないけど上げ止まりに一回鳴らしてくれれば気付くって。。。あ。
そう言えばレベルの確認って全然してなかったな…
と言うかどうやって確認するかも知らないや…初音さんに聞けば分かるかな?
「ん…おはよう」
「おはよう、初音さん今日は何か予定ある?」
「えっと、シェイドと一緒に討伐依頼が入ってたかな?何で?」
「ほら、毎朝チロチロ煩いって言ってたでしょ?ステータスがどんな風になってるのか聞きたくて」
「あー、それならギルドに行けば教えてくれるわよ?登録した時の水晶があったでしょ?あれに手をかざせば教えてくれるわ」
「そっか、ありがと。じゃあギルドまで一緒に行く?」
「うん♪」
朝食をとって2人でギルドに向かう
恋人繋ぎは絶対だ。絶対。
何処の軟体動物ですか?って位絡みあいつつギルドに足を運ぶとシェイドのメンバーが口に砂糖をぶちこまれた様な顔をして出迎えてくれた
「…仲が良いのは分かるが何とかならんのか?」
ビルさんが呆れ顔で冷静にツッコんで来る
人生も恋も楽しんだ方が勝ち組なのですよ。なので一切を無視する
「じゃあ行ってきまーす‼」
初音さんとシェイドの皆を見送って俺はギルドのカウンターに向かう
「ヒロシさんこんにちは」
受付嬢さんは今日も変わらず良い笑顔だ
というかいつもいるけど労働基準法とかガン無視のブラックなのか?
「今日はステータスを調べて欲しくて」
「はい。じゃあこちらの水晶に手を置いて下さいね」
ギルド登録した時と同じ水晶に手を置いて閃光に目を細める
あ~…登録した時のトラウマが甦ってきたよ…「ステータスはゼロに近いです」って言われた時のやるせなさは正直PTSDにもなっているんだった
そんな事を考えている内に閃光も収まり事前に渡しておいたギルドカードに現在のステータスが刻まれて行く
…ん?何か記入時間が長くないか?
ほら、あれだ。通帳の記入を暫くしてなくてジーコジーコと延々と続く時みたいにやけに待たされる
最悪ゼロに近いままです‼って言われた時の心の準備だけしておこう。。。




