分け前を差し引いてもクセが凄い!
俺と初音さんが朝食を食べているとシェイドのメンバー、ガイジさんが声を掛けてきた
「それで昨日の報酬は出たのかい?」
「あ、今ギルドで報酬の算定をして貰ってます」
「そっか、じゃあ俺も朝定食でも食って待たせて貰うかな?」
ガイジさんも加わって朝食を楽しんでいると受付嬢さんが俺達のテーブルにやって来た
「ヒロシさん、報酬の算定が終わりました。お食事が済んだらさっきの応接室にお越し下さいね」
「はい、お手間をおかけしてすいません」
「あはは、仕事ですから」
そう言って笑顔で去っていく受付嬢さんをガイジさんは獲物を狙う猛禽類みたいな鋭い視線で見送っている
「なぁ、あの受付嬢。可愛いよな?」
「確かに可愛い女性ですよね」
「…後でナンパしてみよう」
「「あはは。。。」」
変なフラグにも感じたが今は報酬の精算が先だろう
食事を終えてガイジさんを加えた俺達は応接室へと案内された
部屋には既にタンバさんが待ち受けていて算定された報酬の書類を俺達に提示してきた
「今回シェイドはヒロシ君の要請で素材回収の依頼を受けたという事で報酬額は規定の総額の2割と言う事で異論はないかな?」
「あぁ、問題ない」
「では今回ヒロシ君の報酬が金貨換算8600枚、シェイドにはその2割の1720枚の報酬と言う事で。」
「かぁ~っ!素材回収の楽なお仕事で1700枚かよ!真面目に討伐依頼受けてる俺達が馬鹿らしくなるな!」
…ん?高いのか?
そもそも貨幣価値が分からないから高いのか安いのか全く分からない…
「金貨2千枚以下なら換金出来るがどうするね?」
「んー…俺の一存じゃ決められねぇからリーダーが戻ってから要相談って事で。それまではギルドで預かってくれ」
「分かった。ではビルが戻って来たらギルドに寄る様に伝えてくれ」
「あいよ」
何だか俺を置き去りに交渉は上手く纏まった様だ
「で、ヒロシ君。君はどうする?少し手持ちに残して後は預けるかい?」
「あ、そうですね。…でも…手持ちって幾ら残せば…」
「金貨10枚分を貰って後は預金でお願いします」
流石初音さん、毎度助かります‼
「ではその様に。」
報酬を差し引いても6900枚弱
これが高いのか安いのかは全く分からない




