報酬がえげつなかった
「もう…毎回どんどん激しくなってるなんて…(///」
レベルアップがこんな所に影響を及ぼすとは…ラノベにも書いてなかったな。当たり前かもだけど
支度を済ませた俺達は朝食がてらギルドに行ってみる事にした
「すいません、依頼の報告に来たんですけど」
「あ、ヒロシさんいらっしゃい。昨日の素材の鑑定も終わってますよ。」
カウンター越しでも分かる位に上機嫌な受付嬢さん
…何か良い事でもあったのかな?
「初音さん達が持って来てくれた素材の中にかなりレアな魔物の素材も含まれていて上司も大喜びなんですよ。買い取りにも成績があってレア素材を買い取ると職員の査定もアップするんですよ♪」
なるほど、じゃあ俺が駆除した魔物で受付嬢さんも得をしたって事か
知らなかったけど喜んで貰えてこっちも嬉しいな
「ヒロシさん、初音さん、報酬の額が額ですのでこちらに来て貰えますか?」
と言うと受付嬢さんは俺達をカウンターの奥にある応接室みたいな所に案内した
出されたお茶を飲んでいると大柄な男性がニコニコしながら部屋に入って来た
「君がヒロシ君かね?いやぁ、今回は大量の素材を集めてくれてありがとうっ‼」
ゴツい手でいきなり握手された俺は高速で手を上下に振られてガクガクしてしまった
「局長‼先ずは自己紹介じゃ…」
「おお‼すまない、俺は冒険者ギルドコノワタ村支部局長のタンバだ。宜しくな、ヒロシ君‼」
タンバさんか…転生者じゃないのかな?
「おい」「はい」…ガラガラ…
お、こっちの世界にも台車ってあるのか…あの箱は何だろ?
「いやぁ、今回の報酬を金貨で用意するとなると流石に支部中の金をかき集めても足りなくてな、インゴットで用意させて貰ったよ」
「は?インゴット?」
受付嬢さんが台車に乗せられた木箱を開けると…眩し程キラキラした金塊がギッシリと詰まっていた
「。。。」
「済まんな、ギルドは査定が一律でこんなモンにしかならないんだ。…不満だろうがこれで納得してくれるか?」
「。。。」
「ヒ、ヒロシ君?」
ハッ!?思わずトリップしてしまった
「いやいやいやいやいやいやいやいや!こ、この金塊は!?」
「…やはり不満か…そうだよな、あれだけのレア素材に対してこんな報酬じゃ不満が出ない方がおかしいしな…」
「いやいや!そ、そうじゃなくて!こここここ…こんなに大量の金塊がほ、報酬なんですか?」
「そうだが?」
タンバさんの返事は失神して倒れ込む俺の耳には届かなかった




