予想を上回る収穫
素材の収穫に集まってくれたシェイドの皆さんがあちこちに散らばって死骸を回収してくれた
流石トップパーティー、2時間程で森中を捜索して殆どの死骸を回収してくれた様だ
「こうして集めると凄ぇな…」
ビルさんが山の様に積まれた魔物の死骸を見て呆れている
他のメンバー達もレア魔物が沢山混じっていたのでホクホク顔だ
「俺達も討伐とか止めて罠と毒で狩った方が実入りが良いんじゃねぇか?」
「だよねぇ…何か森中の魔物殲滅しちゃってたみたいだし…」
「え?」
「知らなかったのか?森中の魔物が死んでたからこんなに早く回収出来たんだぜ?」
…知らなかった…あの毒団子、相当ヤバい代物だったんだな…
「さぁ、これだけの数だと1日掛かるからちゃっちゃと作業に移ろう‼」「「「「おう‼」」」」
シェイドの皆さんがサクサクと素材回収に取り掛かっている
「あ、肉は多分ダメなので向こうに崖がありますのでそっちに捨てて貰えますか?」
「え?肉、谷底に捨てちゃったの??」
初音さんがビックリした感じで聞いて来た
「…不味かった?」
「うん、死骸を放置するとアンデッドに変異する可能性があるからね…教えてなかったわ、ゴメンね」
「まぁ初心者だったんだし仕方ないさ、良いか?素材を回収して残った血肉は焼却してから埋めるか灰を処理するのがマナーなんだ。覚えておけよ?」
「ビルさん、すいません。ありがとうございます」
「まぁ捨てたのは小物みたいだから大した影響はないだろ?良い勉強になったな」
「えぇ、もっとルールを勉強しておきます」
「ワハハ、素直な姿勢は嫌いじゃないぜ?」
そんな会話をしている間もメンバー達はサクサクと回収を進め剥いだ後は火属性の魔法で焼却していってる
「しかしこれだけの数と種類だ、さぞかしレベルも上がったんじゃないか?」
「は?えっと…レベルアップしましたって声は聞きましたが確認してません…」
「…珍しいヤツだな…強くなったのに確認しないなんて。強くなるのに興味がないのか?」
「はぁ…せめて身を守れる位上がれば迷惑掛けないで済むかな?程度ですね」
「変わったヤツだ、良し‼これからは友になろうぜ‼」
どうやら変わり者な俺はビルさん達に気に入られたらしい




