改めて…いざ!
ー翌日ー
「こんにちはー」
「あらいらっしゃい。昨日の夜罠を置いた部屋が騒がしくて怖くて閉じたままなのよ~」
ん?上手く捕まえられたのかな?
「じゃあ確認してみますから死体とか見たくない様なら一旦家から離れていて貰えますか?」
「わ、分かったわ‼少し待っててね‼」
女性のネズミ嫌いは万国…この場合は「万世」か、共通なんだな
…カチャ。
おーー、入ってる入ってる。
というかこれだけの量だと罠が少なかったな
溢れて多分抜け出せたヤツもいたっぽい
壺の中はネズミの魔物の死骸でパンパンだ
昨日初音さんにネズミ系魔物の討伐部位を聞いたら右耳だって言われたので一匹ずつ右耳を削いでいく
本体は何やら食肉で買い取って貰えるそうなので耳とは別の袋に詰めておく
こっちの袋は魔法の袋で入れておくと鮮度が落ちないそうだ
流石異世界、何でもアリだな。
「ヒ、ヒロシさんだっけ?か、掛かってたの?」
「はい、それはもうたんまり。」
「ひぃぃ!?じ、じゃあ私はお買い物に行くから後始末はお願いね」
「はい、帰って来る頃には綺麗にしておきますね」
「頼りになる人で助かったわ」
さて、ここからは更にグロい作業なので丁度良かった
朝買っておいた瓶に捕獲したネズミの血と桜モドキの葉っぱから煎じた液体と肉を捏ねて団子を作る
もう一種類。乾燥させた粉末をネズミの血肉に加えて捏ねる
これで毒団子の完成
クマリンが入っていれば多分明日はグロ祭りだ
出来立てホヤホヤの毒団子をあちこちに置いて罠も増やしてあちこちに仕掛けておく
これで相当数駆除出来るだろう
「た、ただいまぁ…もう大丈夫?」
「はい、今日の所は。ただ罠を増やしたし別の罠も設置したので成功したら今日どころじゃない位捕まりますよ?」
「ひぃぃっ!?じゃ、じゃあ私、今日は友達の家に泊まった方が良いかしら?」
「そうですねぇ…人がいない方が捕獲できる確率は上がりますね、多分」
「じゃあ早速今から支度して泊まりに行くわ…昨日以上にチューチュー騒がれたらトラウマになっちゃいそうだし」
「あはは、それが良いですよ。じゃあ戸締まりはしっかりしてから出て下さいね?明日また来ます」
家主さんが荷物を纏めて出て来る迄待って戸締まりをさせてから初音さんが待つ家に帰った




